プロフェッショナルフォトグラファーがフルサイズカメラを使う5つの理由(Manny Oritz)
米国のプロフェッショナルフォトグラファー、動画クリエイターであるManny Oritz氏があAPS-Cやマイクロフォーサーズではなくフルサイズカメラを使う5つの理由という動画をアップされています。
理由1:ボケによるインパクト
f/1.4のような大口径でのポートレート写真はクライアントに対してインパクトを与えることが出来る。
Canon RF 85mm F1.2 に対してAPS-Cでは同等の結果が得られるレンズは無い。
但しスタジオ撮影ではセンサーサイズの違いによる被写界深度への依存は少なくなる、ライティングテクニックの方が重要である。
理由2:ダイナミックレンジで有利
シャドーやハイライトの回復で最後の最後の調整に余裕がある
SONY α7IIIやNikon Z6などのフルサイズミラーレスは、ミックス光源での撮影でも信頼して使うことが出来た。
理由3:レンズセレクションが豊富である
例えばSONY、Nikon、Canonいずれも、24-70と70-200でF2.8の大口径ズームを選択することが出来る。
ただFUJIFILMにはレンズが揃っているが他のメーカーはそうではない。
理由4:カメラメーカーはフルサイズシステムに注力している
現状、各カメラメーカーはフルサイズミラーレスエコシステムの構築しに投資を続けている。
エキサイティングで面白い新製品を競って投入している。
理由5:高解像度も選択出来る
通常のポートレート撮影では3000万画素で撮影している。
しかしコマーシャルフォトグラフィーでは時には半分もクロップする必要があるので高解像度で撮影することとても重要である。
動画は注意した方が良い
動画撮影ではフルサイズの選択は注意した方が良い。
マイクロフォーサーズと比較するとフルサイズの開放などでの撮影ではフォーカスがシビアなのでフォーカスアウトすることがある。
事実α6400は動画撮影において完全に十分なカメラである。
十分な被写界深度があり瞳AFも高性能である。
最後に
勿論これらの理由は個人的なものであり、私はFUJIFILMもポートレートで使用している。
その場合に応じて選択して良いとも考えている。
いかがでしょうか?
これらの理由はこれまでも言われていた理由だと思いますが、コロナ明けの兆候が現れている今だからこそ、例の10万円も期待できますし、新しいカメラ選びにおいてやはりフルサイズミラーレスカメラを選択する理由は十分にありそうですね。
流石にコマーシャルフォトを撮影されるのは限られた方だとは思いますが、、、、