映像事業は104億円の赤字という結果になっています。
2019年3月期の発表では赤字額が183億円と発表されていますので、赤字額は大きく改善はしています。
しかし、売上自体が減少していること、医療や科学等の他の事業が好調で黒字になっているのに対し映像事業のみ赤字で足を引っ張る結果になっています。
また同じく赤字になったNikonの映像事業は2258億円の売上に対し171億円の赤字となっていますが、OLYMPUSは売上に対し赤字額がかなり大きいことが心配されます。
更にコロナウィルスの影響はこちらのグラフ。
3月期は何と30%近く売上が減少しているようですので、これが回復しない限り更に状況が悪化しそうですね。
今後の映像事業は、SNSやオンラインでの訴求をより進めるそうです。
Nikonの決算発表でも同様の方針が示されましたが、各国の外出規制の対応のみならずコストを掛けないで有効なプロモーションを進めるということですね。
最近の様々なランキングではOM-D E-M1 Mark IIIや、E-PL9が上位に食い込むケースも多いようなので業績が回復して来年は黒字になれば良いですね!