OLYMPUSより映像事業を分社化し売却することがアナウンスされました。
プレスリリース(→PDF)
本日、オリンパス株式会社(以下「オリンパス」)と日本産業パートナーズ株式会社(以下「JIP」) は、オリンパスの映像事業を新会社として分社化し、オリンパスから JIP が管理・運営その他関与す るファンドに対して譲渡すること(以下「本取引」)に関する意向確認書を締結いたしましたので、 お知らせいたします。
Via : プレスリリース
売却先はJIP
前回の決算では赤字から脱却することが叶わなかった上に、他の事業部が好調ということもありました。また、新型コロナウィルスの影響も鑑みて、ボトムからの立ち直しという意味では分社化と売却のタイミングだったのかもしれません。
そしてその売却先は日本産業パートナーズ株式会社(JIP)で9月末までに締結予定ということです。
ちなみに、かつてSONYのPC事業の売却先としたのもJIPで、VAIO株式会社が発足しブランドを継続させることに成功しました。
よって、今後もOM-DやPENは独立したカメラメーカーから製造販売される可能性も高いと信じています。
ただ、そうなった時のブランド名はどうなるでしょうか?
リコーイメージングのPETAXのようにOLYMPUSのカメラとして生き残って欲しいですね!
各メディアの記事
収益構造改善を図ってきたが、3期連続で営業損失を計上したことなどが背景。譲渡後も「OM-Dや、PEN、ZUIKOなどをはじめとしたブランドを継承する事業体」として製品・サービスを提供。オリンパス製品のカスタマーサポートも継続するという。
Via:オリンパス、映像事業を分社・譲渡 日本産業パートナーズ株式会社に 製品とサポートは継続 | デジカメWatch(https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1261190.html)
–
“オリンパスは、80年以上の歴史を持つデジタルカメラなどの映像事業を投資ファンドに売却する方針を明らかにしました。スマートフォンの普及などで苦戦が続いていたためです。”
Via ‘ オリンパス デジタルカメラなど映像事業を売却へ | NHKニュース (https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200624/k10012482231000.html)
–
“オリンパスは6月24日、カメラの製造販売を行う映像事業を国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に譲渡すると発表した。”
Via ‘ オリンパス、赤字のカメラ事業を売却 OM-D、PEN、ZUIKOブランドは新会社が継承 (https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/24/news141.html)
–
“、JIPへの譲渡後も、新会社が構造改革後の研究開発・製造体制を維持。「引き続き高品質かつ信頼性の高い製品を提供し続ける」という。また、オリンパス製品のカスタマーサポートも継続する。”
Via ‘ オリンパス、カメラを含む映像事業をJIPへ譲渡へ – AV Watch (https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1261183.html)
–
“オリンパスの映像事業は、1936年にレンズ「ズイコー」を搭載した写真機の製造販売を始めてから長い歴史を持つが、近年ではスマホの台頭などで市場が急激に縮小し、直近まで3期連続で営業赤字となっていた。”
Via ‘ 構造改革を行った上で分社化 オリンパス、カメラなど映像事業を分社化。投資会社に譲渡へ (https://www.phileweb.com/news/d-camera/202006/24/837.html)
–
“スマホがカメラ市場を圧迫し続けた結果、ここにまで至ってしまいました。”
Via ‘ オリンパスがカメラ事業から撤退、スマホでミラーレス一眼売れず (2020年6月24日) – エキサイトニュース (https://www.excite.co.jp/news/article/Buzzap_64481/)
–
“ オリンパスは24日、デジタルカメラなどの映像事業を新会社として分社化し、ファンドに売却すると発表した。9月30日までに最終契約を結び、12月31日までの取引完了を目指す。オリンパスの映像事業は2018年3月期から3期連続で赤字を計上していた。”
Via ‘ オリンパス、デジカメ事業売却へ|【西日本新聞ニュース】 (https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/o/619874/)