これまでFUJIFILMはGFXシリーズの発表時にデザインコンセプトとしてモジューラー構造の中判デジタルカメラを示しています。
Fujiaddictが、SONYが生産し始めた3.6型センサーによってHasselbladのようなモジューラーシステムが出来るのでは?という記事を投稿しました。
There have been other similar statements since the GFX modular was first teased, but a recently found sensor the IMX661LQA-C could bring the GFX Modular design one step closer to reality with its global shutter that is capable of 15fps.
Via : Fujiaddict – Possible Fujifilm GFX Modular…
- 2019年のFujifilm X Summitでモジュール構造のGFXを示した
- FUJIFILMはそれを製品化する計画は無いと明言。
- その一方で顧客がこのコンセプトに強い関心を示したことに驚いた。
- 2020年にFUJIFILMは再び中判モジュールシステムについて言及した。
- 現時点では技術的な制約があり、X-ProやGFX50Rのスタイルとなった。
- 最近SONY IMX661LQA-Cセンサーの情報を発見したが、これでモジューラーデザインへワンステップ近いたのではと感じている。
- 1億2700万画素 3.6型センサー
- グローバルシャッター
- 15fpsでイメージ転送が可能。
- 現行のGFX50及びGFX100は3.4型センサーであり、3.6型はそれより大きくなるが、GFXレンズのイメージサークルは問題無く対応出来るだろう。
- グローバルシャッターによって(メカシャッターが不要になり)カメラボディ内部の多くのスペースを節約出来ることから、モジューラーコンセプトに向いていると考えられる。
- GFX120かGFX127の新ボディを期待する。
こちらのリストからSONY製のIMX661LQA-Cセンサーの概要が参照できます。
確かに、FUJIFILMがコンセプトモデルをお披露目したのも顧客の反応を探っている可能性もあると思います。
また、中判以上の銀塩カメラはモジュール構造が多く存在していますので、それらの資産を生かせるハッセルブラッドのデジタルバックのようなものも一部では求められているのかもしれません。
そして何よりも、グローバルシャッターによってメカ構造が不要になるとすれば、デジタルバックに直接レンズをマウントするイメージのカメラが実現できそうです。
既にSIGMA fpは(グローバルシャッターではありませんが)メカシャッターが無い構造で製品化されていますので未来はもうそこにあると言って良いと思います。
今回の記事は希望的憶測だと思いますが、フルサイズミラーレスが中心となった次は、メカシャッター無しの高速カメラがトレンドになるかもしれませんね!
カメラはまだまだ進化するということで楽しみです!
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