先日、OLYMPUSのJIPへの売却が正式締結され、八王子に新会社「OMデジタルソリューションズ」が設立されるというニュースが流れました。
オリンパス(新宿区)は9月30日、カメラの製造・販売など映像事業を日本産業パートナーズ(JIP、千代田区)に譲渡し、同事業を担う新会社「OMデジタルソリューションズ」の本社を八王子市に設けることを明らかにした。
Via ; 八王子経済新聞 – オリンパス、カメラなど映像新会社は八王子に
そして海外からはOLYMPUSの製品は買収後にどのようなブランドになるのか?という情報のヒントが出て来ました。
Photolari had a chat with Olympus Europe manager Albert Marti. Here are some key takeaways:
Via : 43Rumors – Olympus Europe manager…
- Photolari欧州オリンパスのマネージャであるAlbert Marti氏とチャットを行ったがその中の注目点を列挙する。
- OM-Dは、OLYMPUSの名称を引き続機使用するだろう。
- 中級及び上級カメラを約束した。しかしこれがPENシリーズに当てはまることを意味するのかは明確では無い。
- しばし期待されているPEN-Fには動画性能の向上が望まれている。
- 買収にはOLYMPUSの製造拠点に加え欧州で大部分の製品を扱っているリペアセンターを含むテクニカルサービス拠点(ポルトガル)も含まれている。
こちらがポルトガルのOLYMPUSの技術拠点だそうです。
OLYMPUSから分離する会社は、ワールドワイドでも製造からサービスまでの組織やリソースを引き継いぐということで、ちょっと安心できる情報ですね。
一方で、今回はOM-Dのブランド名にOLYMPUSが使われるということですが、PENシリーズはどうなるのでしょうか?
それが別のPENブラントになるのか?或いはPENシリーズは廃止されてOM-Dに集約されることになるのでしょうか?
日本ではPENシリーズは販売シェアトップの常連になっていますが、おそらく価格が安いのがシェアを取っている要因になっているのでしょう。
収益面からすると高いカメラに集中した方が良いと思いますが、そのキーとなるのはやはりPEN-Fの後継カメラが出るのかということですね!