今月DJIがRoninシリーズブラシレスジンバルの最新モデルRS2を発表しました。
そしてRS2のアクセサリでDJI Ronin 3Dフォーカスシステムも価格17,220円で発売されていましたが、これは一体何なのでしょうか?
これはフォローフォーカスシステムと組み合わせてMFが可能なレンズをRS2と同期させ AFも含めた自動撮影を実現するシステムができ上がるようです。
こちらのYoTubeのレビュー記事をご覧ください。
これは未来のカメラを感じますね!
DJI Ronin 3D FOCUS SYSTEMはiPhone 12 Proにも搭載されたLiDIRセンサーが使われているようで、レーザー光によって周囲の物体をスキャンすることで被写体までの距離も測定し、カメラのHDMI出力の画像と合わせて演算しAFモーター制御を行なっているということですね。(おそらく)
ITmediaの記事で詳しく解説されています。
LiDARとカメラの組み合わせは、既存のカメラのコントラストAFや位相差AFの代替になる可能性を秘める。また、対象物の形状が分かるため、大口径レンズの前後ボケを小さなレンズで表現できたり、撮影後のポートレートライティングの編集精度が向上したりする可能性も考えられる。
Via:ITmesia-iPhone 12 Proシリーズに搭載の「LiDARスキャナ」
この技術は、最近ホットは自動車の自動運転用のセンサーにも使われているということで、カメラによる画像認識に対して、距離がより簡単に求められること、更に夜でも使えるというメリットもあるようですね。
DJIは既に車載やドローン搭載用の超高性能LiDIRユニット DJI Livox Horizon LiDAR を既に発表していました。
日本のカメラメーカーがこのLiDIRを搭載するのはいつになるのでしょうか?
現時点ではDJIやAppleの方がカメラの未来を1歩も2歩も先に行っているとしか思えませんが、、、、
そんな画期的な、3D FOCUS SYSTEMはおそらく近距離用となりますが、今回2万円を切る価格で販売されるのは、画期的なことだと思います。(iPhoneもそうですが)
DJI RS 2 Proコンボ にフォーカスモーターなどが付属していますので、カメラ/レンズ形状によっては3D FOCUS SYSTEMがすぐに使えそうです。
またDJI Storeで各アクセサリも個別に購入することが可能ですが、ほとんどの製品は現在在庫切れ表示となっていますので、実質的には未だ発売されていないようですね、、、、