先日DJIがLiDARセンサーによる3D フォーカスシステムをリリースしたということをお知らせしましたが、、、、
もし今回の情報が正しければ、SONYはAppleやDJIのようなコンピューショナルカメラを目指すことになるという噂が飛び込んできました。
After the recent IPHONE 12 premiere I was talking to one of my friends who is an Apple engineer. He said that at some point Sony was looking at incorporating new APPLE’s A14Z chip
Via:SAR – RUMOR: Sony will add Lidar autofocus …
- 私は新ソースから今回の情報を得た、よって完全に信頼出来るのかは判らないが、もし真実であるならとてもエキサイティングなニュースになる。
- 最近発表されたiPhone12について友人であるAppleの技術者と会話した。
- 彼によれば、SONYはAppleが2021年にも発表するiPad ProのA14Zチップをある時期に搭載することを検討しているということだ。
- ソニーはコンピューショナルフォトグラフィー機能を将来のカメラに搭載するような開発を行なっているということも語った。
- またSONYが販売しAppleが採用したLiDARトラッキングセンサー(素晴らしいAF性能を実現することになった)を自社のSONYのカメラに搭載するかもしれないと言っていた。
- A14Zチップによって最高のパフォーマンスを得ることが可能になるので、カメラ内のソフトウェアを完全に再構築されることになるとも言っていた。
- SONYはイメージセンサーとLiDARセンサーをAppleに販売しており良い関係を築いていることも興味深いことである。
- ちょうどDJIがRS2ジンバルもまたLiDARセンサーによるフォーカスモーターをマニュアルフォーカスレンズの駆動に使った製品としてリリースしたばかりである。
LiDARでセンシングした情報は、距離のみならずオブジェクトも認識しIDが付けられ、それらの移動も含めた予測情報も生成する筈です。(自動車の自動運転のLiDARセンシングのように)
よって、AIによるフォーカシングも画像認識も加えると今まで以上の精度が得られる可能性があります。
更にオブジェクト認識した情報は、AIによる画像処理にもすぐに適用可能です。
既に、LuminarやPhotoshop/Lightroomは画像処理によるオブジェクト分解をすることで、空を抜いたり、背景だけ解像度を上げたり、人の顔だけ処理出来るようになっています。
そして、これらの複雑で膨大な処理を実現するには強力なプロセッサが必要ですが、Appleが自社開発するARMセンサーは消費電力が抑えられかつこれまでのIntelプロセッサー以上の処理能力を備えることになります。
2018年のiPad proでintelを上回りました。
更にSONYはEVF用のディスプレイも得意で、おそらくその技術を採用したHDRディスプレイをAppleが採用したというニュースも入っています。
ソニーのマイクロディスプレーが、米アップルから2021年にも発売される予定のヘッドマウントディスプレー(HMD)に採用されることが分かった。
Via:Yahoo! – ソニー、アップルが発売予定のHMDに…
ということで、これらのことからSONYとAppleがコラボすることで、世界最高のカメラが出来ることは間違い無い筈です。
ただ、超高解像度センサー、LiDAR、AI、そしてARMによる超高速処理が出来るカメラは従来のカメラと同じ感覚で使えるのか?というのが疑問になります。
Nikonでさえも(失礼)目指しているロボットカメラによる自働撮影なんて当たり前の世界がやって来るのかもしれませんね。