ソニーα7SIIIの隠れた素晴らしい動画機能、そしてファームアップで更に強化されるというお話(SAR)
SonyAlphaRumorsがSONY α7SIIIがファームウェアアップを行うという噂を掲載しました。
A7SIII will get a V2.0+ Firmware update to support QFHD/120p 12Bit RAW Output via HDMI before IBC2021.
Via : SAR – RUMOR: A7SIII will get a V2.0+ Firmware update
- α7SIIIはV2.0+ファームウェアアップデートがあるだろう。
- QFHD 120p 12bit RAW HDMI出力が追加される。
- IBC2021の前に発表される。
もしこの噂が本当であれば現在フルサイズミラーレスカメラの中でトップの動画性能を持つα7SIIIにはまだまだポテンシャルをアップする余裕があるということですね。
そして、Matt Jhonson氏がSONY α7SIIIで、あまり語れられていない3つの素晴らしい機能を紹介する動画をアップしています。
1. 動画撮影時のホワイトバランス設定機能
- Shockless WBという素晴らしい設定が追加された。
- 動画撮影中にWBを変更した際の変更速度が設定可能になっている。
- PanasonicユーザーからしてみればSONYは動画撮影時にWBの設定ができなかったの?と笑われるかもしれないが、、、
2. 拡大表示での解像度向上
- SONYα7SIIIではPanasonicのカメラには無い機能も追加されている。それは動画拡大時の解像度だ。
- これまでMFレンズでのフォーカスを確認する為に拡大表示を利用すると解像度が著しく低下していた。
- おそらく、4K撮影時でもファインダーの表示は1080p程度になっていたと思われる。
- ところがSONYα7SIIIはこれが改善されており、拡大表示のシャープネスが素晴らしく向上し、フォーカシングがかなりやり易くなっていた。
3. S-Log3での最低感度がより低く設定出来るようになった
- α7SはS-Logの最低感度はISO3200で、NDフィルターが必要となる場合が多かった。
- α7SIIではISO1600と半分になった。
- そしてα7SIIIのS-Log3での低感度はISO640まで設定することが可能でになった。
- 更に、拡張ISO設定も追加され、ISO160まで感度を低下させることが出来るようになっている。
- これはネイティブISOに対しダイナミックレンジがやや低下するが、NDフィルタを準備できなかった時などかなり有効な機能である。
いかがでしょうか?
この動画では皆さんがあまり話題にしていないα7SIIIの凄い機能の紹介ということですが、確かにこのような現場で役に立つ機能を入れ込めることができるポテンシャルを持っているということですね。
今回のファームアップの噂も含めて考えると、α7SIIIは最高の動画ミラーレスカメラとして更に評価が高まりそうですね!
現場で既に使われている方にとっては言わずもがなということかもしれませんが、、、
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