リコーイメージングが新ブランドJ limited立上!K-1 MK2ベースのJ limited 01とGRIIIベースのJ limited 02をお披露目
本日ご紹介させていただきましたが、リコーイメージングが「J limited online event 2020 “Morning & Night”」のオンラインイベントを開催しました。
こんにちは、TKOです。
11/7(土)にJ limitedオンラインイベントを開催します。びっくりするくらいたくさんの方々にお申し込み頂き、心より感謝申し上げます。
Jリミメンバーもドキドキしながら鋭意準備中です。
ご興味のある方は是非ご参加ください!
お待ちしてます!https://t.co/1iszyNKrah pic.twitter.com/AGuBg7gHHs— ペンタックス (PENTAX by RICOH IMAGING) (@ricohimaging_jp) November 6, 2020
参加された方も多いと思いますが、その内容は録画、撮影禁止ということでした。
しかし午後のイベント終了後に公開された内容についてはSNSにじゃんじゃんアップして欲しいということで、まとめてテキストにさせて頂きました。
J limitedブランドの立ち上げ
- 今回はのイベントで新APS-C機に関する情報は無い。
- KPのJlimitedはコンスタントに売れている。
- 今回J limitedがPENTAX、GR、WG、Gに続く5つ目のブランドになることを発表する。
- 但し数名でやっているのでちゃんと立ち上げるのは4月か5月になるので待っていて欲しい。
- カメラのカスタムとチューニングを行うブランドで、独自製品の開発とサービスを行う。
- J limited のブランドロゴについて
- Jは、ジャック=船首旗、トランプ言えば、Kマウント、QマウントがあるのでJとした。但しジョーカーになってしまうと言う人もいるw
- 人魚のイラスト 人魚は人を呼ぶと言われている。また海に引き摺り込んでしまうということで、カメラの沼に引き込むこと、、、、いや、沼に出る人魚はいるのかと言う疑問もあるがw
- 人魚の頭はアテネとした ギリシア神話がモチーフ
- 捧げる刀は魂を表現
- 後ろの円はレンズを表現
- 1%は、少数でも心から愛してくれる方へ
- Jリミテッドの3つのカテゴリ
- J-works コンプリートモデル
- J-tunes アクセサリ 将来はパーツ販売もしたい
- J-homies コラボレーションモデル
- これまでも NEW ERA、TAMIYA、吉村モードなどとコラボして来た。
K-1 Mark II ベース J limited 01 の開発について
- グリップ
- K-1 Mark IIのJ limited モデルを出すことに決定した。
- カスタムのベースとしては難しいモデルだった。
- 一番拘ったのはグリップ、645Zのグリップの意匠を積極的に取り入れた。
- 真ん中の部分が大きくえぐれているので手の小さい方でも快適。
- 手の大きい方も小指の部分で支えられる形状に。
- KPとは違いwバッテリーグリップも同時に付けられるようにした。
- 今回もミロク製作所が製造
- ミロクは 猟銃と銃床の製造、高級車の木製ハンドルの製造を行っている
- 試作品は北米産の最高級ウォルナットを採用している
- 今回は取り外しが出来ない構造とする
- マウント
- シチズンのデュラテクトDLCコーティングを採用
- 平滑性が高い、滑りが良い
- 時計の外装に使われる
- KPは黒だったが、今回はゴールド
- イオン化したチタンの上に、更に本物の金をイオン化してコーティング
- レンズを装着すると横からゴールドのラインがさり気なく見える
- ボルトの頭もコーティングしている
- トップカバー
- よりシャープな形状に
- リーゼント形状なので、レンズが干渉する場合があるが、取り外し可能なので大丈夫w
- 2段目も増設トップカバーも追加 当社比2倍のリーゼントになる
- 素材は真鍮の塊を削り出して製作
- 真鍮なのでGPSに影響があるかもしれないので使う時は外してくださいw
- KPのトップカバーはストロボキャンセラーwとしての役割があったが、今回はホットシューの部分が使えるようになった
- スペシャルモード
- User5 吉村先生監修 PH Yoshimuraのバージョンアップ版
- User4 瀬尾先生監修 PH T.Seoモードが追加される
- グリップの上の部分もディンプルのゴムで新デザイン
- 左側にグリップも追加
- 3つの過去のモデルを参考にして作ったデザイン
- K-30のふくらみ カメラを待機している時間の方が長い、この時左手で持ち安いようなふくらみを持った形状
- K-10D のえぐれ 背面液晶を操作する際にホールド出来るよう
- K-5のように正面にも段差のえぐれをつけた
- 左肩の正面に六角形のAOCOバッジが付けられる(かもあしれない)
- トップカバーにAOCOマークをつけた試作品も登場
J limited アクセサリ
- 市村藤斉 真田紐ストラップ
- 伝統工芸品の真田紐を使ったストラップ
- 東京で唯一 真田紐を製造する板橋区の 市村藤斉で製造
- 素材はシルク
- 一寸 3cmの幅の織り素材 表が赤、裏が黒
- 木製の古い織り機で 編んでいるので とてつも無く手前がかかっている
- SOMES SADDLE コラボカメラホルダー
- 日本で唯一の馬具メーカー
- メインの腰ベルトに革製のホルスター カメラ、三脚、スマホ、SDカード、レグパッドなどを組み合わせて取り付けられる
- 金具類も馬具で使われているものが付けられている
- 手編みで革が縫合されている
Jlimidet 02 = GRIII がベースのプレミアムコンパクト
- コードネームJlimited 01はK1 Mk2で、Jlimidet 02 は GRがベース、KPはJlimited00か?
- ミロク製作所 製の木製グリップの試作品を装着
- 形状はノーマルと異なる
- 全体的にエッジ立った造形
- レンズ周りにカーボンのプレートが付けられる
- トップカバーは真鍮で作られている
- 真鍮部分にエイジング加工を施した試作機をお披露目
- トップ部に滑り止めが付けられる
- グリップの試作品
- ミロク製の積層竹素材のグリップ
- KPと同じ炭グリップは奈良の墨雲堂の最高級の墨汁を膠と共に塗っており、角度によってはシルバーのように反射する
その他の製品
- 双眼鏡 VD-4×20 WP
- 3way 外すと単眼鏡、連結すると望遠鏡
- 単眼鏡 VM 6×21 WP
- グローブ
- ジッパーにキャップが入る
- 濡れても滑らない サッカーで使われている素材
CP+2020用に準備していたモノ
- PENTAXの板橋本社ビルを解体した時に取り外したモノ
- 巨大なPENAXロゴ 1セット
- 玄関の敷石 6コ
- レンズをモチーフにした ガラスブロック
- 会議室の鍵
- PENTAX本社は無くなってもこれらを持って行ったところにPENTAXは存在出来る
- Jlimited デザイナー TKO氏書き下ろし絵本動画のお披露目
このイベントに参加させて頂いて感じたのは、開発者の方が自身が手掛けられた商品を紹介されていたのがとても楽しそう、、、だったことです。
大変なことはいろいろあると思いますが、はっきり言って羨ましいです(^^
そして、いよいよ来年から一眼レフ2強メーカーがミラーレスカメラを主軸商品にしてお互い闘いに挑まれることになると思いますが、そうなると気がつけば世界で唯一PENTAXがトップ性能の一眼レフを開発出来るメーカーになると言うことです。
近い将来世界中の一眼レフカメラの市場を独占出来ると言うポジションになったと言うことですね。
なので、PENTAXのカメラは他のメーカーへの対抗では無く独自のコンセプトで開発出来ると言うことだと思います。
更にJlimitedは1%の共感を抱く熱烈なファンが対象なので、ターゲットも絞り易いですし、高級路線が可能で、矢継ぎ早に安易な新製品を出す必要も無いでしょう。
ちなみに、ギターの市場では以前からトップブランドのFenderがレギュラーラインと並行してFender Custom Shopブランドを展開しています。
Fender Custom Shopはマスタービルダーという称号を持つギタービルダーを筆頭にして、プロミュージシャンや上級ユーザー、更にコレクターを対象にして。特別な素材を使ったり、少数のモデルを作り販売し大成功を収めています。
自動車の世界でも、TOYOTAのLexus、日産のInfinity、またドイツでもメルセデスのAMG、BMWのM、VWのAudiやランボ、フランスでもプジョーに対するシトロエンや、ルノーのアルピーヌ、イタリアのFIATのアバルトやアルファロメオ、などハイブランドを展開するのが当たり前になっています。
ということで、カメラメーカーもJlimitedのようなまコアユーザー向けのハイブランドを設定するやり方も今後アリなのではと思いました。
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ピンバック: リコーのイベントで公開されたJ limited 01 とJ limited 02 がリーク(PentaxRumors) | Dmaniax.com