CanonNews が米国でCanonが提出したシャッターボタンをタッチエリアに置き換える特許を提出しているということです。
This is an interesting patent. In this case, Canon is looking at exchanging the shutter button
Via: Canon – Canon Patent Application:
- Canonがsシャッターボタンをタッチエリアに置き換え、どのカメラメニューが表示されているかに従い項目が変化するマルチアクションを可能にする興味深い特許を出願している。
- これを見た時、シャッターボタンはどこに行ったことが不安に見えたが、この仕組みが有用であることを想像出来るようになった。
- ビューファインダーに集中し、シャッターボタンの位置から指を移動することなくナビゲーションとメニューアイテムの変更が出来ることを想像して欲しい。
- また、シャッターエリアから指を移動することなくAFポジションの移動も可能になる。
- このようにシャッターエリアから目や人差し指を動かさなくても、文字通りすべてを行うことが出来るのだ。
- センサーエリアは「プレス」と「スワイプ」を検出するひずみゲージとして機能する。
- さまざまな入力レベルを検出することが出来ることから、半押しも検知することは出来るとは思うが、実際は物理的なスイッチ無しでそれを行うことは出来ないのでは推測している。
- 私たちは皆、シャッターボタンの感触に強いこだわりを持っているが、これは感覚がなく押すだけの領域となっている。
- 長年の間使っている物理的なシャッターボタンから数十年後にはこれに慣れるかもしれないが長い時間がかかるだろう。
- EVFとOVFのひどい戦いが繰り広げられていると思うが、更に悪い争いになるだろう。
- 勿論、グローブをした時の使い方も検討する必要があるだろう。
- これで説明されていない利点が防水性能だろう。シャッターボタンは最も浸水しやすい箇所である。
- これが完成しかつスイッチのフィーリングを得ることが可能になるなら、かなり便利なものになるだろう。
ということで、スチルカメラと言えば長年親しんだレリーズボタンの感覚を継承していますが、確かにこのような操作系のパーツの進化もあっても良いかもしれませんね。
思いあたるのはiPhone7で採用された感圧式のバーチャルホームボタンです。
これは圧力を感知し、フォースフィードバックでボタンを押下したような感覚が得られていました。(最新のiPhoneではホームボタンが消えることにるのですが)
確かに最初はちょっと違和感がありましたが、ずっと使っていると全く物理スイッチと同じ使い心地になりますので、もしかしたらCanonのこの特許もアリなのかもしれませんね。
まぁ、この記事にも書かれているようにこのような話をするだけで拒否感を露にする方もいらっしゃるかもしれませんが、もう既にスマホのカメラのレリーズボタンは画面のタッチでやっているくらいですから大丈夫かもしれませんね。
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