YOUのデジタルマニアックス

カメラ市場が縮退する中今後生き残ることが出来るカメラメーカーは?(EOS HD)

EOS HDのサイトが現状のカメラ市場の分析から、将来生き残ることで出来るカメラメーカーの予測記事をアップしました。

Canonの現状

FUJIFILMの現状

Nikonの現状

RICOH / PENTAXの現状

SONYの現状

Panasonicの現状

SIGMAの現状

Leicaの現状

2020年の振り返り

今後の各社予測

  1. PanasonicはLマウントカメラの方針を変えない限り、厳しい状況に陥ることになるだろう。
    • マイクロフォーサーズを無視してフルサイズに向かったのは間違いだったのだろうか?それはNoである。
    • 5年の後塵は遅過ぎたこと、コントラストAFしか無いこと、これが間違いとしてYesである。
  2. RICOHとPENTAXはOLYMPUSの行き着く先と同じになってしまうかもしれない。
    • PENTAX製品が上手く行くかもしれないが、或いは完全に名称が消滅することになるのかもしれない。
      • 全ては経営陣の判断と投資額に依存することになる。
    • 大衆向けのカメラとして生き残るには向いていないが、素晴らしい光学ファインダーで、愛好家に向けたハイエンド機としてクラシックなデジタル一眼レフになることで、Leicaのように、ニッチな存在になれるかもしれない。
    • カメラ業界全体もますますニッチになり、ますます高価になり、主に愛好家の層がアップグレードを続けて行くことになるだろう。
  3. Nikonはビジネス全体に大きな課題を有している。
    • 私の意見では彼らが生き残れる確率は50対50と考えているが、2025年頃にはカメラ市場においてより小規模のプレイヤーとなるのはほぼ90%確実であると読んでいる。
    • まずは彼らが2021年にどうやって行くのかに注目したい。現時点で確実な予測を立てるのは困難である。
    • Nikonの経営陣はこの数年間問題を上手く処理できていないようなので見通しは良く思えない。
  4. SONY、そう、SONYだが、株主にとってミラーレスカメラはそれほど重要では無いと考えている。
    • 市場には将来の可能性も低く、成長の余地は残っていないように思える。SAMSUNGがそうしたように。

今後の予測まとめ

この記事は、あくまでもEOS HDの編集者の予測ということですのが、納得出来るのは今後のカメラ市場が拡大することは無いということ、そして今後は熱心な趣味層がターゲットになるということですね。

そうなると上場企業は、株主の利益が最優先されますので現状のカメラビジネスは投資対象としては魅力が薄いことになります。

そして先日Nikonが国内でのカメラ生産を終了するというニュースが流れました。

40年継続した仙台ニコンのMade in Japanカメラの製造が終了と報道されたのでここ最近の流れを振り返ってみた

それに対するSIGMAは完全にMade in Japanを企業方針と出来るのはやはり山木社長のカメラに対する情熱と従業員の雇用が最優先に出来るのはやはり上場企業では無いからということですね。

また他の事業分野が絶好調なFUJIFILMもハイエンドカメラは国内生産を続けられています。先日のX Summit OMIYA 2020では大宮を開発と製造の拠点にされたことを示しています。(海外で生産も行なっていますが)

フジフイルム X SUMMIT OMIYAで新レンズ2本、下克上AFのX-S10が発表!そしてサプライズも!

こちらが日本製のFUJIFILMカメラのリスト

カメラファンの心情的には、このような国内生産されているカメラメーカーの方を応援したくなることがあるのかもしれませんね。

勿論、各メーカー共に日本で生産されても、品質は全く問題はないと思いますが、LeicaがMade in Germanyを証としているように日本のカメラメーカーも独自の製造を続けて頂きたいとも思いますが、、、、まぁ企業そのものが無くなる状況においては致し方ないのかもしれませんね。

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