よりシネマチックな映像の為に>ソニー α7RIVと24-70 F2.8GMレンズがFOXテレビのNFL放映のフィールドカメラとして使われ始めた(Engadget)
Engadgetのサイトで、米国のFox SportsがNFLのライブ中継でSONYのフルサイズミラーレスカメラα7RIVが使われていることが報告されています。
Fox Sports used a Sony A7R IV during a broadcast to give NFL fans a more intimate and cinematic experience, according to a tweet from NFL Network reporter Mike Garafolo and article by Sports Video Group (SVG).
Via:Engadget – Fox Sports used a Sony A7R IV to…
- Fox Sportsの放映でNFL選手により密着しシネマ感覚の映像を撮影する為に Sony α7R IV を使っているということだ。
- 比較的安価なリグとして、エンドゾーンに配置され、ネットワーク放映カメラとして放映のワンカットとし使われる。
- “Megalodon,”というニックネームが付けられたリグには、SONY α7RIVとFE24-70mm F2.8GMレンズが装着されている。
- ジンバルはDJI Ronin-Sでフィールドモニタと1080p ワイヤレス転送システムに接続されている。
- オペレーターのMike Smole氏は、プアマンズステディカムと呼んでいる。
- その理由は総額$10,000の価格は、放送用のカメラと本格的なステディカムリグと比較するとほんの僅かでしか無いからである。
- FOX Sportsは放送カメラとカラーマッチングをするが、α7RIVの microHDMIポートから直出しした程度であるという。
- クルーメンバーはすでに、このリグを室内通路や、ゲーム前のシーンの撮影で用いていたが、Foxがこの映像を気に入ったことで、日曜日のワシントンシアトルでの11番目のカメラとして採用されたのだ。
- 大口径広角レンズによって、被写界深度が薄い映像が得られる。また、エンドゾーンで歓喜するプレイヤーのすぐ近くで撮影することが出来る。
- これでお茶の間の人がこのような、セッティングの映像を見ることが出来るのは素晴らしいことである。
- FOXは年内の残りの期間もこのカメラを使う予定である。
NFLの公式Twitterでその映像が公開されています。
https://twitter.com/nfl/status/1340738620626333696?s=21
タッチダウン後にフィールドのエンドゾーンでα7RVIで、確かに背景をちょっとボカした映画のワンシーンのようなイメージでより感動が伝わってくる映像になっていますね。
これまでの放送機材よりも遥かに安価に出来るということですが、加えて非常にコンパクトに纏まっていてワンオペでもクルーの負担は少なそうですね。
それがSONYのカメラということでもしかしたら自社の業務用カメラと競合しているのかも、、、、とちょっと心配してしまいました。
またジンバルもコンシューマー用のDJI Ronin-S が用いられているのもポイントかもしれません。
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