CIPAが2020年11月のカメラ出荷台数の統計を発表
CIPAより昨年11月の出荷台数の統計が発表されました。
10月の統計発表では、デジタルカメラ市場が回復基調、という言葉が流れていましたが、11月はどうなったのでしょうか?
デジタルカメラ全体では9、10、11月を切り取ってみると、昨年から平均してダウンという感じですね。
レンズ交換式カメラについても同じく、昨年を若干下回る結果となっていますね。
一体型も全く同じ傾向。
レンズも含めて、夏頃からは確かにコロナウィルスの影響で大きく落ち込んでいた状況が収まり、平常運転に戻ったとすれば、昨年>一昨年から更にカメラ市場は縮小しているとも言えるかもしれません。
ただ、世界中で完全にコロナウィルスの影響が無くなってはいないと思いますが一方コロナは未だ数年続くという見方もあります。
今年の統計がどうなるのか、非常に気になります。
もし、2021年が2020年を下回ることになれば、来年頃にはカメラ業界の更なる変化が起こる可能性もあるとも思います。
そういう意味では2020年12月の統計がその予兆を示すのかもしれません。12月の統計がが少なくとも昨年同様以上になってくれれば良いのですが、、、、
デジカメWatchが世界動向をまとめた記事を公開しています。
6月から回復傾向となっていた世界全体の総出荷台数は6カ月ぶりに減少する流れとなったが、国内市場ではミラーレスカメラおよびレンズ一体型カメラの出荷台数・金額が前月から伸長する結果となった。
Via:デジカメwatch-デジカメ総出荷台数の回復傾向がストップ。
米国では一眼レフカメラからミラーレスカメラに市場が移行しているということです。
一方で欧州では50対50が続いているようですが、今後CanonとNikonが一眼レフカメラの新機種を投入しない限り、いずれかはミラーレスの比率が高くなって行くかもしれませんね。(Petaxは新いの出すようですが)
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