CanonRumorsによれば、Canonがまたまた新コンセプトカメラとしてPowerShot AIをもうすぐ発表するということです。
Canon will soon announce the PowerShot AI, which is not the confirmed name.
Via : CR – Canon will soon announce a PowerShot…
- CanonはすぐにPowerShot AI製品をアナウンスすることになるが、その名称は未だ確認出来ていない。
- この製品のアイデアは2018年英国のPhotography Showで公開され、2020年のCESで再度示されたが、CANONは近日市場に公開することを決定したようだ。
- この製品の正式発表日に関する情報も持っていない。
- Canon PowerShot AIのスペック(コンセプト段階のもので変更されている可能性がある)
- 1200万画素 1/2.3型 CMOS センサー
- 換算19-57mm ズームレンズ(4倍ズーム)
- パン角度 170°
- ティルト角度 110°
- 電子手ブレ補正
- 防塵、防滴構造
- バッテリーライフ 2.5時間
- microSD記録
- USB-C ポート
- Wifi 及び Bluetooth 接続
- このカメラは幅広い使い方をターゲットにしている。
- Webcam、赤ちゃん見守り、ペットモニター、セキュリティカメラなど
- コンセプトカメラは音声コマンド認識機能も有している
- Canonはこのカメラ専用のソフトウェアの発表も行い、この製品のAIに関する部分もお披露目することになるだろう。
こちらが、2018年に展示された今回の PowerShot AIカメラの基になったカメラの動画。
カメラのHW的には、一般的なPTZカメラとの違いはそれほど無いように思えますが、キーポイントはAI搭載ということでしょうか。
先日東洋経済新聞のCanon上層部へのインタビュー記事でカメラはIoTの目になるという宣言をされていました。
「カメラはIoTの目になる」
Via: 東洋経済新聞
インタビュー/キヤノン常務執行役員 戸倉剛
- カメラはイベントなど外で使うものというイメージがあるが、ホームユース(家での使用)も加速したと感じている。
- 例えば、監視カメラなどの映像を分析し、その結果から価値を見出すようなものには、その目的に合わせた映像入力機器が必要だ。
- レンズ交換式デジカメだけを見ていては視野が狭い。
- コミュニケーションの際に必要とされる情報としては文字や音よりも映像情報が一番正確でリッチな情報だと思う。
正に、PowerShopt AIこれらのコンセプトをホームユースで具現化するということですね。
このカメラによって24時間カメラが目となって大切なシーンを記録したり、遠隔地からでも様子が見れるようになれば価格次第では人気の商品になりそうです。
ちなみに、Canonの業務用PTZカメラは25万円以上もするようです。
追記>ところで、このようなカメラがあれば24時間、数秒おきに静止画を撮り続けることができるわけですからGooglePhotosなどと連携しておけば、生涯の家庭の記録がアーカイブされていたということですね。
GooglePhotosが無制限写真保管を止めたのはこのようなカメラの出現も前提にしていたかもしれませんね。