先週SONYから正にサプライズとして発表された THE ONE α1をソニーストア銀座のソニーショールームでα1で触ってきました。
ショールームは4Fになります
ハンズオンは予約制になっていますので、密にならないで出来るのが良いですね。
ハンズオンは交代制で都度アルコール消毒して頂いているので安心でした。
SONY α1の外観チェック、、、これまでのα7やα9とあまり変わって無いけど
外観はほぼα9II / α7SIIIのようで、グリップもα7SIIIとさほど変わらない感じ。
SONY α1の生産地はタイランド
ドライブモードにはH+が追加されています。
なので、ドライブモードH+を体験してみた動画をYouTubeにアップしました。もうグダグダですいませんorz
SONY α1触ってみた動画
α1のファインダーが気になる
フラッグシップ機とそれ以外のカメラと違う部分の1つとしてファインダーが挙げられると思います。
α1のファインダーもα7SIIIと同じく900万ドットを超えたミラーレスカメラの中でも最高のパネルを採用されているということですね。
解像度が高いのでしょうか最初に深度調整しないで見ていたら気持ち悪くなりました(^^
が、調整すると見違えるような見栄え!
流石現在最高の解像度、素晴らしいEVFです。
そして高速連写していてもブラックアウトフリー、しかも、レリーズ時もリフレッシュレートも変化しないまま撮影できるのは素晴らしかったです。
そして何よりもファインダーの広さが印象的でした。
隅の方は眼球を動かさないといけないくらいです。
後でスペックを確認すると、α1のファインダー倍率は0.9倍ということですが、α9IIの0.78倍よりも大きくなっていました。
これまでの一眼レフカメラのファインダー倍率が0.75倍〜0.8倍で、おそらくミラーレスも同じ値で作られたと思いますが、α1の0.9倍という数字は中判ミラーレスカメラGFX100の0.86倍よりも広いファインダーということですね。
- SONY α1 0.9x
- SONY α9 0.78x
- Canon R5 0.76x
- Canon EOS-1DX III 0.76x
- Nikon D6 0.72x
- Nikon Z7II 0.8x
- Panasonic S1 0.78x
- Leica SL2 0.78x
- Pentax K-1 0.7x
- FUJIFILM GFX100S 0.77x
- FUJIFILM GFX100 0.86x
α1は最小のボディに最大のファインダーを入れているということですね。
ただ370万ドットのα9IIから解像感がアップしている感じもしなかったのですが、倍率アップでOLEDの面積を増やしているということも解りました。
ちなみに、ファインダーはオプション設定でファインダーリフレッシュレートを最高(240fps)にできますが、その時ファインダー倍率が少し低くなるということでした。
まぁ、120fpsでも十分滑らかに表示されますので、240fpsが必要なのはよほどハイスピードの被写体を追いかける、野スポーツやモータースポーツ、野鳥、航空、系のカメラマンの方だと思います。
ちょっとだけ気になったこと
α1は最新最高のカメラですので、使いこなせない私としては全く不満も感じられないのですが、動画ではなく連写しているだけで、ボディ全体がほんのり暖かくなっていました。
α1はα7SIIIと同じボディ全体を利用して排熱する構造が採用されているようですが、高速連写を実現しているのもこのような排熱構造があるからかもしれませんね。
また、動画でもありましたように、ボディがコンパクトですので各部の配置の余裕があわけではありません。
ドライブやAFモードダイアルは便利ですが、ロックボタンを押しながらの操作がちょっとちまちましている感じですね。
SONY α1の感想
α1を短い間ですが触ってみたのですが(主に連写してただけですが^^)このカメラ第一線のクリエイター向けのカメラということで、この時間で私ではその本当の実力は解りませんでした。(元も子も無い結論で申し訳ありませんが)
ただ意外というか、一眼レフカメラフラッグシップ機のような、独特のフィーリングというかオーラのようなものは感じませんでした。
まぁ私もαユーザーなのですが、α1はもう究極に趣味としてのカメラ機へのロマンとか、相棒とか、愛機などの表現が似合わないカメラですね。
SONY α7C、α7III、α7RIV、α7SIII、α9IIはそれぞれ得意分野がありますのでユーザーの方はその中からご自分のスタイルに合せて選択されることになると思いますが、もしアマチュアの方でとにかく最高の性能のカメラが欲しい場合はα1一択になるんでしょう、、、までは判りました(^^
またプロの方はα1でなければ撮影出来ない領域もあると思いますので、道具としては最高なんでしょうね。
α1のカタログ(パンフレット?)も最軽量だった
ということで、近くのスタバで余韻楽しみながら頂いたα1のカタログ見てみました。
で、このカタログもフラッグシップカメラ史上最高に軽量(^^というか、超ペラペラの見開きの裏表4ページ。
これまでのカメラのカタログでは、大開きのページでヒーローとなるインパクトがあるサンプルイメージが掲載されているようなものが多かったと思いますが、このα1のカタログでは見開きの中にハードウェアのスペックとページ半分以下のサイズの作例が共に1枚あるだけです。
ただこのスキージャンプの画像どうやって撮ったかを想像すると実はすごいイメージだと思いますし、もしかしたら来年北京で開催される冬季オリンピックがターゲットにしているのか?なんて穿った考え方してしまいました。
そしてソニーストア限定?(^^でプリントアウトされたスペック表が添付されていました。(モノクロでもよかったような^^)
ということで、発表直後の土日ということで、ソニーショールームのα1の体験コーナーも予約で一杯の状況ですが、これから先 の予約も可能なようですから、皆様もいかがでしょうか?
コロナの騒ぎが収まっていつでもじっくり触れるようになればいいですね!