2020年上半期はコロナ禍となり東京オリンピックの中止、そして世界的なロックダウンと外出制限に伴いカメラ需要も大幅に減少する結果となりましたが、後半はなんとか回復傾向、、、といっても未だ前年には足りない状況となっていました。
そしてCIPAが昨年の総括となる12月のカメラ出荷台数を公開しました。
その結果、カメラ、レンズともに12月はある意味昨年の平行線となり上回ることはありませんでしたが、コロナからの脱却という見方もできるような結果となりました。
そしてデジカメWatchが、昨年のカメラ市場の分析記事をアップしました。
一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は2月1日、2020年12月のデジタルカメラ生産出荷実績(同工業会統計)を公開した。世界全体の総出荷台数および金額は、前月に引き続き減少傾向を示した。
Via:デジカメWatch – 2020年のデジタルカメラ前年比4割減
- デジタルカメラ出荷年間累計
- 台数 888万6,292台(前年比 58.5%)
- 金額 4,201億3,770万6,000円(前年比71.6%)
- CIPA統計にミラーレスが含まれた2012年から最低水準
- 日本国内デジタルカメラ出荷累計
- 129万5,575台(前年比55.9%)
- 金額は488億5,860万2,000円(前年比64.3%)
- 国内 一眼レフカメラ
- 台数 11万7,491台(前年比40.8%)
- 金額 68億4,446万9,000円(前年比49.8%)
- 国内ミラーレスカメラ
- 台数 32万8,571台(前年比60.3%)
- 金額268億8,425万6,000円(前年比76.3%)
コロナウィルスの流行は未だ収まる気配はありませんが、先進国ではワクチンの供給が開始されていますので、外出へのモチベーションも上がって来ると思います。
今年の出荷台数がどのようになるのか?非常に興味があるところですね!