シグマ山木社長がフルサイズFOVEON機の事実上見送りのステートメントを発信
SIGMA FFFの量産化を断念と新カメラの開発状況に関するプレスリリースが公開され山木社長が自らメッセージをYouTubeにアップしました。
プレスリリース
SIGMAのプレスリリースページにも情報が公開されました
当社は2020年2月に、「フルサイズFoveonセンサー搭載カメラ」の製品化計画をリセットし、センサー開発段階に立ち戻って仕切りなおす旨のアナウンスを致しました。その後、開発の進捗をお知らせできないままでしたので、現時点の状況を報告させていただければと存じます。
Via SIGMA – センサー開発プロジェクトの状況について
メッセージビデオ
英語版も公開されました。
- 昨年2月、X3イメージセンサーの開発のリセットをアナウンスした。(こちらの記事)
- 致命的技術的な問題の発生により量産化が不可能と判断
- 設計、治工具、金型類は全て廃棄
- 当時はFOVEON X3 1:1:1 2000万画素の仕様で開発していたがセンサー仕様の見直すことになった
- イメージセンサー製造メーカーとの契約も破棄
- 現時点ではフルサイズX3センサーの基礎研究に取り組んでいる
- センサー仕様の見直しを行い、現代の期待に応えられる仕様を検討
- 現段階ではカメラボディの開発は行っていないが、カメラの開発は継続している
SIGMAファン、特に私のようなFOVEONセンサーのファンにとっては残念なステートメントですが、山木社長の一言一言に大きな無念さも伝わってきました。
今回の発表は主にFFF機に関するものですが、fpの次期モデルや派生モデルについては十分期待できますし、そのような噂が流れていますので、こちらに是非期待したいと思います。
勝手に良い方向で解釈させて頂くとすれば、今回のステートメントは新カメラ(FFFではない)を発表する前に、一旦整理するという意味もあるのであれば、素晴らしいことだと思います。
CP+2021 の前に発表ということで、私としては納得した上で来週を楽しみにしたいと思います!
ところで、SIGMA sd Quattro Hも終売という噂も流れていますが、確かにショップでの在庫が少なくなっているようですね、、、、もしかしたらSIGMAはAPS-CのX3センサーの製造に集約しているのかもしれませんね、、、、
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