今年最初となる1月のカメラ・レンズ出荷台数のCIPAの統計が発表されました。
まず日本国内ではデジタルカメラ出荷台数は昨年の1月と比較すると2割減という結果に、、、、
国内のレンズ交換式カメラは7.7%減少ということです。
個人的な予測ですが、台数よりも販売金額では同等以上になっているのではとも予測します。
国内でのカメラ出荷台数の大きな落ち込みの要因は、コンパクトデジタルカメラが昨年と比較すると4割弱も落ち込んでいることです。
日本国内での交換レンズは昨年から5%落ち込みということです。
国内ではレンズ交換式カメラはコロナの影響がなかった昨年から更に5%から10%程度落ち込んでいるのが現実のようです。
次の2月の出荷台数統計が出るとと思いますが、昨年の2月も未だコロナの影響が出る寸前でしたので、このまま平行線になるのか?それとも回復するのかがまずは基準になると思います。
しかし、全世界の合計をみると、出荷台数は昨年の99%をキープ。
そして、中国での爆買いと、米国でミラーレスカメラが昨年の2倍も売れたという状況となっており、アジア、欧州、日本の落ち込みをカバーしている状況です。
一方の交換レンズの全世界向け統計は昨年同月より5%増加!中国でフルサイズ用以外、カメラが売れていない欧州では、フルサイズとそれ以外の両方売れているのが面白いですね。
ということで、カメラメーカーとしては2020年からまずは下げ止まり、そして、今後はフルサイズなど高付加価値商品への転換ということで回復基調になれば良いですね!