アドビのスーパー解像度でソニーα7SIIIがベストなソリューションになる予感(Chris Brockhurst)
先日、AdobeがAIによって解像度を2倍にする画期的なスーパー解像度機能をリリースしました。
そして動画クリエイターでありChris Brockhurst氏のYouTubeにPhotoshopがこのーパー解像度機能によってα7SIIIが静止画でも十分に使えるカメラになるという内容の動画を公開しています。
Chris氏のメインカメラはα7SIII、サブカメラとしてα7IIIとα6600を使われているようです。
- α7SIIIはの解像度は1200万画素である、しかしこれを見て欲しい4800万ピクセルとなっている。またα7IIIは2400万画素だが9600万ピクセルとなる。
- このように4倍の解像度となるのだが、これは単にピクセル数を増加させているのでは無くよりシャープなイメージになっているのだ。
- α7SIIIはほぼパーフェクトなカメラである。ビデオカメラとして1200万画素は十分である。しかし解像度が1200万画素であることを除いてだ。
- それをAdobeのスーパー解像度によって、一辺が2倍、つまり4倍の解像度にすることが出来るのだ。
- このスーパー解像度はもうすぐLightroomにも搭載されることになる。
- Photoshopでスーパー解像度処理を行うと、別のDNGファイルとして生成される。
- オジリナルを400%拡大、スーパー解像度を200%拡大で比較してみると、人物の目、ロゴや文字、背景の木々、ドローン画像いずれも素晴らしく解像度が上がっていることが確認できた。
- この機能は単なる解像度を2倍にするシャープニング処理では無くAIによって必要な部分に行われている。
- 処理はクイックに行われるが、1200万画素を4800万画素にすると、13Mバイトが167Mバイトになる、また2400万画素を9600万画素にすると、25Mバイトが318Mバイトになるのでハードディスク容量には厳しいだろう。
- かつて2004年頃の200万画素の写真にはとても有効となる。そして現在のα7SIIIでも1200万画素となっているのだ。
いかがでしょうか?
1200万画素は大判プリントや大型ディスプレイに表示されない限り十分に使える画素数なので、常に4000万画素とかで撮影しているのはある意味ハードディスクのなんとかになっているのかもしれませんね。(私の場合もいつかは大判プリントして、、、の可能性はまったく無いのに気がついていますし^^)
また、大判等でプリントするような“作品”や“商品”の場合は、よほどの写真家の先生で無い限り所謂撮って出しで勝負、というより、部分部分でかなりのレタッチを綿密に行う筈ですので、ベースとなる写真に解像度があればなんとかなるとも思います。
Adobeのスーパー解像度はこのようなケースを想定している機能ですので、合理的に考えれば素晴らしいソリューションだと思います。
そして、特にα7SIIIは高感度に強く、ノイズが少ない画像が得られるベストのカメラです。
1200万画素はスーパー解像度1回の処理で4800万で、処理パフォーマンスとファイル容量でベストな塩梅だと思います。α7IIIだともう多過ぎますよね。
まさにこのスーパー解像度はα7SIIIの為に出て来た機能と言っても良いかもしれませんね!
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