中国のXiaomi社が折り畳み画面を採用した新ハイエンドスマートフォンMi MIX FOLDを発表しました。
Mi MIX FOLDの製品プロモーション動画
Mi MIX FOLDの製品説明公式ブログ記事
Mi MIX FOLDのカメラ部のスペック
- 独自開発Surge C1イメージプロセッサー
- リアカメラ
- 広角カメラ
- HM2 センサー1億800万画素
- 1/1.52型 7P, 2.1μm (9-in-1 0.7µm)
- デュアルピクセル位相差AF
- 望遠/マクロカメラ
- 800万画素
- リキッドレンズ 3倍ズームレンズ
- 位相差AF
- 超広角カメラ
- f/2.4 画角123°
- 1.12µm
- デュアル LEDフラッシュ
- HDR撮影機能、パノラマ撮影機能
- 動画
- 8K@24/30fps, 4K@30/60fps, 1080p@30/60fps
- 電子手ブレ補正
- 広角カメラ
- セルフィーカメラ
- 2000万画素 1/3.4″, 0.8µm
- 換算27mm レンズ
- HDR撮影機能、パノラマ撮影機能
- 動画 1080p@30/60fps, 720p@120fps
1億画素センサ、8K動画というもうフルサイズミラーレスカメラもびっくりのスペックですね。
そしてもう1つの注目はは世界初の液体レンズを搭載したという望遠/マクロカメラになるかと思います。
こちらが説明動画
液体レンズはまさに人間の水晶体のように変形させることで焦点距離を連続可変させる凄い技術です。
これが、Mi MIX FOLDの望遠/マクロカメラに採用されたということは、カメラ史上においても画期的なことということですね。
ところでこの液体レンズ技術は、産業用カメラの世界では既に実用化されているようです。
米国エドモンド・オプティック社のHPで説明されています。
従来のイメージングレンズは、再ピント調整を素早く行わなければならなかった高速・高精度アプリケーションで、画像をシャープかつ正確に取り込むことが苦手でした。液体レンズは、作動距離が異なる位置にある物体や高低差のある物体にピントを素早く合わせることで、こうした限界を解消します。液体レンズは、光学グレードの液体を含有し、電流や電圧を加えることでその形状に変化を与える小型セルです。ミリ秒レベルで形状が変化し、形状変化によってレンズの光学的パワーが実質変化することになり、レンズとしての焦点距離、ないしは作動距離に変化を与えます。
Via Edmund – イメージングでの液体レンズ
動画での説明
検査用のカメラとして様々な大きさの対象物をキャプチャする場合、高速でフォーカシングする必要があるようですが、メカニカルなレンズ移動よりも高速で高信頼なカメラが実現出来るということですね。
産業用カメラでは既にフルサイズ相当の大型センサでのグローバルシャッター、1億画素以上の高解像度、超ハイスピード、超高感度、8K動画キャプチャ、クアッドピクセルAF、さらに今回の液体レンズなどなどカメラの最先端技術が実現されているということですね。
更にそれらの技術が次に降りて来るのはスマートフォンという流れになっています。
今まさに一般ユーザーの最先端のカメラはスマートフォンであると言うことが言えるかもしれませんね。
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