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#FUJIFILM

追記あり>フジフイルム GFX100Sのセンサーは4つのセンサーを合体した(ように見える)が画質は全く問題なし(Jim Kasson)

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FujiRumorsがJim Kasson氏が分析しているFujifilm GFX100Sに関する情報を共有しました。

Jim Kasson continues his technical analysis of the Fujifilm GFX100S.

Via : FR – 4 Small Sensors Stitched Together,
  • Jim Kassonが Fujifilm GFX100Sに関する技術的な分析を行なっている。
  • 我々はすでにFujifilmが位相差AFピクセルのバンディング問題を改善したこと報告したということもお知らせしている。
  • 彼が所有しているGFX100について過去チェックを行なっており、そのバンディング問題も解決していることも報告している。
  • FujiRumorsはファームウェアアップによってGFX100の問題改善もお知らせしていたが、Jim氏もそれをテストして確認している。
  • 更に彼は2017年にGFXの大型センサーは4つの小型センサーを繋ぎ合わせたものであるということを確認していた。
  • ただ、明確にしたいのはこのことが皆さんのカメラの画質に何ら問題を発生させることが無いのは明らかであるということだ。

下のイメージはGFX50Sの画像を処理したことで浮かび上がったノイズパターンで4枚のセンサーが見えてきたというイメージのようです。

GFX100の中判センサーは大型である故に、また、位相差AFピクセルが搭載されていることで、均一性についてはなかなか難しいものがあったようですね。

更に、製造方法として4枚のセンサーが貼り合わされたものなので(訂正)エリア別に読み出し回路が分けられたもので4つのセンサーを1つに纏めて製造されたものという感じでしょうか、それらのキャリブレーションについてもかなりのノウハウが必要とおもれます。

そして最新の状態ではそれら全てが解決されているということで、安心して使える中判カメラということですね!

私も是非欲しいんですが、全く手が出ない価格レンジです(^^
理論的には、フルサイズミラーレスカメラ4台分の貯金をつなぎ合わせれば良いのかもしれませんが、、、、、、

追記>元記事がアップデートされました

Jim氏から4枚のセンサーの”スティッチ”に関する連絡があったようです。

FujiRumorsの記述では、4枚の小型のセンサーがスティッチされて作られているということですが、、、

the huge medium format GFX sensor is made of four small sensors stitched together.

これに対しJim氏の説明がUpdateで追加されています。

The GFX 100S sensor is not 4 small sensors stitched together. The lithography is stitched. It’s analogous to creating a pano by stitching. The result is on one piece of paper. In the GFX case it’s one piece of silicon.

  • GFX100Sのセンサーは4つの小型センサーをスティッチしたものでは無い。
  • リソグラフィー(半導体のパターン回路)がスティッチされているのだ。
    • パノラマがステッチ処理によって1枚の写真として作られるのに似ている。
  • GFXのケースは1枚のシリコンである。

ということで、イメージセンサーはシリコンウェハから1つのセンサーに切り出されたもので、後から4枚のセンサーを繋ぎあわされたものでは無いということですね。

その一方で、センサー内部では4つの読み出し回路処理を持っているということでしょうか?

これはある意味4つのセンサーを1つのセンサーに合体させた設計であるとも言えると思いますが、このことが4つのエリアで別のノイズパターンが生み出させる原因ということかもしれませんね。
ということは内部構造的には4つのイメージセンサーで構成されていうということかもしれませんね。

ちなみに、私は数年前にあるお仕事でJVCの4KカムコーダーGY-HMQ10を使っていたことがあります。

本機は、SDHC/SDXCカードを4枚使用し、独自の画像処理エンジン“FALCONBRID(ファルコンブリッド)” により、4K映像を形成し記録することで、低ランニングコストと長時間記録(32GB×4枚で約2時間)を両立しています。

Via JVC – 業務用4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HMQ10」

当時4Kの映像を安定して記録する高速SDカードが無かったからでしょうか、4枚のSDカードにそれぞれ1/4のエリアをFullHD映像を記録して、ユーザーがまず最初に動画編集ソフトで手作業でスティッチしてそれを書き出した後に再編集するという(そうし無いと4つの動画ラインそれぞれグレーディングしたりするとまさに色がズレるとか)結構めんどくさい(^^カメラだったのを思い出しました。

今回のGFXの中判センサーも4つのエリアに分けられて記録されているのは、センサー内部のバッファメモリの分割やノイズ低減処理などを高速化させる為のものかもしれませんね。

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