YOUのデジタルマニアックス

シグマ 山木社長のインタビューが今のカメラ界隈に深く響く内容だった(Phileweb)

PhilewebがSIGMA 山木社長のインタビュー記事を公開しました。今回のお題はIシリーズレンズが、2021年のデジタルカメラグランプリ夏で交換レンズ部門で総合金賞を受賞したことによるものです。

シグマ・山木社長が語る想い。「新たなカメラの楽しみ方に、大手メーカーには真似できない新機軸で応える」

Via: Phileweb – デジタルカメラグランプリ2021 SUMMER受賞インタビュー

これからのリアル領域について

オンラインの定着と拡大について

「Iシリーズ」はシグマならではの唯一無二のレンズ

fpが示した映像・画像の限りない可能性

今後のカメラメーカーのあり方

SIGMA山木社長のインタビューでいつも感じるのは、必ず他者視点になって物事を考えられているということです。

今回のインタビューでも、メーカーとしての立場、開発者の立場、製造担当者の立場、企画担当者の立場、販売店の立場、レビューワの立場、ユーザーの立場、そして他社の立場、に分けられ、それぞれの立場を深く分析された上で語られています。

そこで大手メーカーの立場との対比についても語られていますが、それと対比させる意味では同じく2021デジタルカメラグランプリ夏で、奇しくもシグマと同じく交換レンズ部門で金賞を受賞されたニコンのインタビューと対比させてみると面白いかと思います。

Z9の名称の意味がわかった!ニコンはインフルエンサー重視、そして撤退報道について(GetNavi web)

大手メーカーから発信される方は、おそらく会社の方針をベースに発言されていると思いますので、山木社長自身のダイレクトな意見とは違い一歩引かれた立場で発言されているのかと思います。(本当は言われたいこといろいろあるとは思いますが)

また、SIGMAはコストが掛かる部分はありながらも日本での自社生産を中心に考えられているのに対し、Nikonは日本でのカメラ生産から撤退することで株主の要求に答えるという真逆の方針となっているのも面白いですね。
ただ、どちらが正解かは未だ不明でだと思いますが。

あと、山木社長が本当は自らプレゼンされるのはお嫌いというのも意外でした。
それも社員の方々が山木社長を信頼されているという証かと思います。

カメラは単に写真を撮る道具と言えば道具なのですが、何故かユーザーは、そのカメラメーカーが好きになったり、更には忠誠を誓う、、、、最近は忠誠が薄くなって来ているとは思いますが、、、メーカー大好きって何故なんでしょうね(^^ (他の道具でも同じだと思いますが)

そういう意味では山木社長が好きだからSIGMAが好きという方も多いのでは無いでしょうか?

昔は、本田宗一郎が好きなのでHONDAが好きとか、ジョブズが好きなのでAppleが好き、、、、なんたパターンがあったと思いますが、ことカメラメーカーに関しては、社長が自らプレゼンするメーカーはSIGMA以外になくなってしまいましたね。

おっと、そういえばOMデジタルは分社したことで逆に社長からのメッセージも発信されているようですが、今後はどうなんでしょう。

OM デジタルソリューションズ の公式Webサイトがオープン

もしかしたらオンライン時代になってもうカメラメーカーも所謂大手では無いところの方が面白いのかもしれませんね!(^^

ということで、みんな大好き、そして私も大好きなSIGMAなので、ここのところSIGMA fp L、24mm DG DN、35mm F1.4 DG DNをたて続けに購入させていただき、忠誠しております(^^

シグマ fp L を「購入する決心をした5つの理由」と「買えなかった3つの理由」開封からの〜

シグマ fp L 初めてのLマウントレンズでやっとコンプリート、で液晶保護フィルムの不思議も

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