PHILEWEBが4月のデジタルカメラ&交換レンズ 販売ランキングでペンタックス K-3 Mark IIIとGRIIIが部門トップ!
PHILEWEBが全国の有力販売店のPOSデータを集計した2021年4月度デジタルカメラ&交換レンズ 総合ランキングを発表しました。
ソニー「SEL50F12GM」が交換レンズ(単焦点)1位
Via:PHILEWEB – 2021年4月度デジタルカメラ
久々のデジ一眼新製品、ペンタックス「K-3 Mark III」が期待に応えて堂々の1位 <デジタルカメラ&交換レンズ売れ筋ランキング4月
順位は各販売店の、順位ベスト5をポイント化(5,4,3,2,1)した合計と言うことです。
ただしモニタ販売店数が6店舗(ケーズ、ヨド、マップカメラ、フジヤ、ビック、キタムラ)で、30ポイントを超えることは無さそうなのが謎ですが(^^
ミラーレスカメラ部門ベスト5
- キヤノン「EOS R5」 37ポイント
- キヤノン「EOS R6」 35ポイント
- ソニー「ILCE-7M3」 22ポイント
- ソニー「ILCE-6400Y」 18ポイント
- キヤノン「EOS Kiss M2 WZK」 18ポイント
EOS R5/R6 軍団すごいですね!
加えて5位にもKiss M2が入っていますので、このランキングに限ってはCanonがミラーレスカメラトップと言えると思います。
それにしてももう最近はKissよりもトップモデルの方が売れる時代になったわけですね、、、、
一眼レフカメラ部門ベスト5
- ペンタックス「K-3 Mark III」 40ポイント
- キヤノン「EOS 90D」 33ポイント
- キヤノン「EOS Kiss X10・WZK」 20ポイント
- キヤノン「EOS Kiss X10i・WZK」 20ポイント
- ニコン「D6」 16ポイント
一眼レフカメラは皆さんの期待通りPENTAX K-3 Mark IIIが堂々のトップになりました。
これは、先日好きなカメラメーカー人気ランキングが発表され、PENTAXがブッチギリのトップだったことからもトップになるのは当たり前と言う感じでしょうか。
もうCanonもNikonも新モデルを出す動きが無いようですので今後はPENTAXは一眼レフカメラのトップブラントとなりそうです。
2位が90Dが売れているのも面白いです、一眼レフは中級者に確実な需要があるんですね、、、いずれもKissより高額のモデルが売れるんですね、、、、
で、D6がランクインしたのはやはりもうMade in JapanのNikon製カメラが終了すると言うことで、ラストモデルとして購入される方が多いのでしょうか。
ミラーレスカメラ部門ではNikonのカメラがランクインしてませんでしたが、Nikonユーザーの方はまだまだ最上級の一眼レフを求めているということでしょうか。
それとも何か暗躍的な動きがあったのでしょうか?
高級コンパクトカメラ部門ベスト5
- リコー「GRIII」 42ポイント
- ソニー「DSC-RX100M3」 24ポイント
- ソニー「DSC-RX100」 24ポイント
- キヤノン「PowerShot G9X MarkII」 20ポイント
- キヤノン「PowerShot G7X MarkII」 17ポイント
RICOH GR IIIが2位以下を大きく引き離してトップ、と言うことで、リコーはコンデジでも一眼レフカメラでもトップということす。
一眼レフカメラやコンパクトカメラは最近の売れ筋ジャンルではありませんが、やはりカメラファンのユーザー目線で本当に欲しくなるカメラ作りがこのような人気になっているということだと思います。
そして、怒涛のラインナップを備えているSONY RX100シリーズで初代モデルのRX100と3代目モデルのRX100M3が人気なのも面白いですね。
やはり画質がほぼ同じなら価格が安くてシンプルなモデルや完成度が高いモデルが人気ということで、流石高級コンパクトを選ばれるユーザーの判断は現実的だということだと思います。
コンパクトデジタルカメラ部門トップ5
- ソニー「DSC-WX350」 31ポイント
- キヤノン「IXY 200」 29ポイント
- キヤノン「PowerShot SX720HS」 25ポイント
- キヤノン「IXY 650」 24ポイント
- ソニー「DSC-W830」 20ポイント
もうコンデジはSONYかCanonのを選んでおけば間違い無いということですね。
交換レンズ・ズーム部門ベスト5
- タムロン「28-200mm F/2.8-5.6 DiIII RXD」 28ポイント
- ニコン「NIKKOR Z 70-200mm f2.8 VR S」 25ポイント
- ニコン「NIKKOR Z 24-200mm f4-6.3 VR」 22ポイント
- タムロン「28-75mm F/2.8 DiIII RXD」 21ポイント
- キヤノン「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」 20ポイント
ベスト5全て20ポイントと以上ということで、ズームレンズはまんべんな人気のようですが、これも面白い結果です。
TAMRONとNikonが2機種ずつランクインしていますが、TAMRONの方は勿論SONYのEマウント用ということで、本家SONYよりも売れているのが面白いですね。
というか、SONYは上級クラスのGMレンズに力を入れていますのでこのクラスのズームはTAMRONにお任せという感じでしょうか。
そしてNikonが2本もランクインしているということで、ボディが爆売れしているCanonよりもNikonの方がズームレンズの需要が発生しているのが興味深いです。
これは確実にNikonのZユーザーがいらっしゃるという証明かと思いますので、そろそろ新いボディもいち早く投入する必要があるのではとも思ってしまいます。
ただ、昨晩ちょっと残念な噂も流れましたので、Nikonさん是非新ボディを出して頂きたいですね!
交換レンズ・単焦点部門ベスト5
- キヤノン「RF50mm F1.8 STM」 38ポイント
- ソニー「SEL50F12GM」 38ポイント
- キヤノン「EF50mm F1.8 STM」 27ポイント
- ソニー「SEL35F14GM」 23ポイント
- キヤノン「RF35mm F1.8 MACRo IS STM」 18ポイント
ズームレンズがTAMRONとNikon、なのに対して、単焦点レンズは対照的にCanonとSONYというのが面白いです。
発売以来神レンズという評価が定着しつつあるSONYのSEL50F12GMはCanonの入門向けレンズRF50mmF1.8と同率トップですが、今注文すると9月にならないと入手できないくらいの人気のようで、もしより多く生産できれば単独トップになった筈ということですね。
また価格差も何倍もありますし、更に、SONY 35mm F1.4GMも売れているようで、とにかく妥協したくな上級ユーザーは価格よりも画質ということだろうと思います。
ということで、今回のランキングはいずれの部門も非常に興味深い結果になったと思います。
まぁ出来れば、実際の販売台数を表示して頂ければ更に参考になったかと思いますが、大人の事情でそれはできないということでしょうか。
K-3 Mark IIIはミラーレスカメラとの合体させたランキングではどのポジションになるんでしょうか、、、など知りたいです。
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