CIPAが5月のデジタルカメラ及びレンズの出荷数量の統計を発表ました。
デジタルカメラ全体では昨年の同月より192%と大幅増に見えますが、2019年比では約53%とほぼ半減という結果になっています。
レンズ交換式カメラの出荷量は、2019年比約60%と4割減。
レンズ一体型カメラの出荷数は2019年比約42%と6割近い減少となっています。
レンズの出荷本数の2019年比は約62%と4割減ですので、これはレンズ交換式カメラと連動している感じですね。
昨年はコロナの影響ということで大きく落ち込みましたが、今年が2019年に対して4割減ということは、半導体チップの不足が大きな要因の1つにあるのかもしれませんね。
チップ不足は年内も続苦ということですので、今年の販売推移はしばらく2019年の数割減の並行線を辿ってしまうのか、それとも例えばNikon Z fcの大人気が刺激になりデジカメ全体がアップするのか、どうなるのでしょうか?
Zfc効果が統計に現れるのは8月からになりそうなので、9月までその推移に注目ですね!