マップカメラが2021年7月の販売人気ランキングを発表しました!勿論注目は売り切れ続出のNikon Zfcですが、どのような順位になったのでしょうか?
Canon EOS R6が3ヶ月連続の1位獲得。好調Canonを引っ張ります。7月26日まで続いたキャッシュバックキャンペーンが人気を後押しする形になりました。
Via:The Map Times – 2021年7月
Canon EOS R6 Nikon Z fc Canon EOS RP Canon EOS R5 Nikon Z6II FUJIFILM X-T4 FUJIFILM X-S10 SONY α7III SONY α7C SONYα7SIII
Canonについて
EOS R6 3ヶ月連続の1位、Canon勢が好調7月26日までキャッシュバックキャンペーンが人気、終了間際の駆け込みでのご購入も多かった。 3位 EOS RP1位2位からは大差が付いている。 価格がお手頃になった上にキャッシュバックでお買い得感が大きい。 女性の購入者も多く、軽量ボディも大きな魅力。 4位 EOS R5ハイアマチュアの方などの支持が厚く、指名買いが多い。
Nikonについて
Nikon Zシリーズの悲劇ともいえる呪縛2019年11月発売のZ50、2020年11月のZ6II、2020年12月発売のZ7IIといずれも初登場1位を逃しランキング首位が無い。 2位 Nikon Z fc。僅差で2位どまり、本当にあとちょっとのところだった。 Z 28mm F2.8 Special Editionキットも同時発売だったなら、圧倒的大差をつけての初登場1位が決まっていた。 Nikonが想定したターゲット層はそんなレトロ感覚を愛でる若者だったが、中高年の層(実際にFM2を愛用していた当時の若者たち)からの問い合わせ・予約が多かった。 現在、ボディ、16-50キットとも品薄で次回ランキングに黄色信号。 5位 Nikon Z6II数量限定のXQDメモリーカード同梱キャンペーンが好評。 12位 Z7II
FUJIFILMについて
6位 X-T4 7位X-S10 メーカーからの供給不足は解消されていない状態 15位 X-E4も供給不足
SONYについて
キャッシュバックキャンペーンが今までのような効果を期待するのは、難しくなってしまった。 動画撮影用で購入の割合がかなり増えてきた。SONYフロアでは動画撮影に関するお問い合わせが多くなってきた。 9位 α7C これから動画撮影を始めようという方が購入、コンパクトで選ばれている。 10位 α7SIII
各メーカー7月の状況まとめ
Canon RFレンズの供給不足 Nikon ボディの供給不足 FUJIFILM ボディの供給不足 SONY 販売数の伸び悩み
いかがでしょうか? ランキング上位の3メーカーは部品調達が問題になっているようですね。 しかしながら言い方を変えると3メーカーは部品問題ではイーブンな条件とも言えますのでこのランキングはマップカメラのお客様の人気順と言って良いかもしれませんね。
まぁ特にNikonにとっては本来数を出さなければならないZfcが作れないのは痛いところかもしれませんが、マップカメラさんの分析のように「FM2を愛用していた当時の若者たち」人気が想定外だったということかもしれませんね。
で、Nikon Zfcは7月初めに予約が開始され7月23日に販売開始ですので、このランキングは7月よりも前に準備されていた数と言えると思います。 それに対してより高価なCanon EOS R6の定常の生産数の方が多いということになりますので、Zfcはかなり生産数が限られていたということも言えると思います。
そして8月に入るとZfcは購入できない状況ですので、確かに今月のランキングは更に苦しそうですね。
一方のCanonはR6やR5のという、高価格帯の機種が売れているようですので、調達問題で出荷台数が限られる状況で、利益的にはかなり有利な状況と言える筈です。
SONYは9月発売のVLOGCAM ZV-E10がランキングに入る筈ですし9月にはNikon Zfcも順調に出荷されている筈(ですよね?)なので、2ヶ月後に発表される順いではこの2機種のバトルが楽しみです!