マウントアダプタメーカーのFringerが、EF-GFX 電子接点スマートアダプタの新モデルをリリースするようで、なんと超望遠ズームレンズのTAMRON 150-600mm f/5-6.3 VC G2に装着しテストしている動画がをアップされているということです。
As we reported already, Fringer will officially release the Fringer EF-GFX smart autofocus adapter in October.
Via: FR – Fujifilm GFX100S with Tamron 150-600 using Fringer
- Fringer EF-GFX smart autofocus マウントアダプターが10月に正式リリースされる。
- FringerがTAMRON 150-600mm f/5-6.3 VC G2 レンズでの性能を示す動画をシェアした。
- Fringerによれば、TAMRON 150-600mm f/5-6.3 VC G2をマウントアダプタ経由でGFX100Sに装着した際に全焦点領域で44x33mm のセンサー領域をカバーする。ということだ。
- 主要機能
- Gマウントレンズと同様に、絞りリングの電子コントロールが可能。
- 位相差AF(AF-S、AF-C、瞳AFなど)をサポート。但しGFX100及びGFX100Sのみ。
- 全領域のAFポイントをカバーし、一眼レフのようなAF体験が享受される。
- IS及びボディ側手ブレ補正をサポートするが、協調動作は出来ず、ユーザーはいずれかを選択することになる。
- カメラ側の色収差補正が動作する。
動画を見ると、周辺部の被写体に対しても位相差AFを利用したスムースなタッチAFが動作していることが見れます。
150mm側での周辺部はこのような感じ。
600mm側での周辺部はこのような感じ。でいずれもRAW現像で調整可能かとも思われますが、加えて気になるようであれば3:2にクロップするとほぼ大丈夫とも思われます。
この周辺領域の描写を実現するには、マウント部につけられているプラスチックバレルパーツを外す必要があるということです。
いかがでしょうか?
もしクロップ無しで使うと換算で約118mm〜395mm 118mm〜474mm!の望遠レンズとなります。
よってこれまでGF100-200mmF5.6 R LM OIS WRが最長の望遠レンズでしたので、GFXユーザーにとってはかなりの朗報なのではと思います。
勿論、カメラ側でクロップしないでも現像時にもクロップ出来ますのでフルサイズでの150-500mm 150-600mm にも出来、十分な画素数も確保できますので、これは望遠レンズとして十分に使えそうです。
ただ、望遠レンズということで、GFX100とGFX100Sの2機種の位相差AFが使えるボディの方がAF速度に関しては有利だと思います。
いずれにしても日本でもこのマウントアダプターが早くリリースされれば良いですね!
というか、TAMRONはXマウントに対応することを表明していますので、ついでに(^^ Gマウント作っていただければかなり嬉しとは思いますが、、、
TAMRON 超望遠ズームレンズ SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2 キヤノン用 フルサイズ対応 A022E
FRINGER FR-FTX1 (ニコンFマウントレンズ → 富士フイルムXマウント変換) 電子接点付きマウントアダプター