CIPAが昨日7月のデジタルカメラ、および交換レンズの月間出荷台数の統計を発表しました。
デジタルカメラ全体では、昨年同月比100.4%とほぼ同じ数字となっています。
レンズ交換式カメラの出荷数量は、前年同月比に対して109%と役1割増しとなりました。
レンズ交換式カメラは1割減となりましたので、レンズ交換式カメラの増加と相殺されて全体が同じ数量という統計になったと思います。
交換レンズの出荷本数は前年同月比に対して101.9%と微増ですね。
昨年はコロナウィルス流行の影響がカメラ・レンズ生産に顕著に現れた年ですが、特に3月〜6月がその影響が最も大きく、7月以降の下期にそれが戻って来たと考えると、今年の7月の出荷台数は前年と同じで順当という感じだとも取れます。
ただ、これから下期に行くと半導体チップの影響が生産数にも出て来るかもしれませせんので、今後は昨年と同じ数字に数字になるのかが注目ですね。
そう見るとちょと気になるのが一昨年と比べるとレンズ交換式カメラおよびレンズの落ち込みが大きいように見えることです。
SONYのZV-E10は10月発売ですし、Nikon Zfcはまだお取り寄せ状態で28mmキットの発売日のお知らせもありません、昨日のFUJIFILMが新製品を発表しましたが、その効果は10月以降、というような例からすると今年後半にやっと正常化を目指しているという感じでしょうかね。
Canon EOS R3やNikon Z9も当然それ以降の出荷ということですので、まぁ本格的回復は来年に向けてという感じかもしれませんね。
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