Fujifilm GFXのボディにEF マウントレンズが使える電子マウントアダプタの最新製品であるFringer EF-GFX Pro Smart Adapterが正式リリースされたということです。
この製品は5月に予告情報が公開されていましたので記事にさせていただいていました。
今回それが発売されるということですね。
We are glad to anounce that Fringer EF-GFX Pro smart adapter is released!
Via: FR – Fringer EF-GFX Pro Smart Autofocus
- 純正GFレンズに近い電子絞りリング搭載
- 一眼レフのようなAF動作感覚(カメラ側の位相差ASFと最適化されたレンズによる)
- レンズ側のISとボディ側手ぶれ補正の両方に対応(同時使用は不可、ユーザー選択が可能)
- 色収差補正プロファイル内蔵(最適化されたレンズのみ)
- EXIF に全てのレンズ関連情報を記録
- 上質のデザインおよび作り
- 最大の開口、内部反射防止、GFマウント側の防塵ラバーリング
製品版のテスト動画も公開されており、Canon、Tamron、SIGMAのEFマウントレンズによる作例も掲載されています。
この動画では、
- GFX50S +TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD
- コントラストAF
- 少々フォカスブリージングが発生しているようです。
- GFX100S + TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD
- 35mmモード OFF、位相差AFで動作
- 一発で顔認識AFが動作しているようです。
- GFX100S + EF400mm F2.8L IS II USM
- 動画撮影で位相差AFによるAF-Cトラッキングモードで動作
- GFX100Sでのサンプルイメージ、全て35mmモードOFF
- Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM @ 88mm F11
- SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art @ F2
- Canon EF135mm F2L USM @F2
- Canon EF85mm F1.2L USM @F1.2
- TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD @ F1.8
ということで、スペックを見ると細かい所まで気を遣った作りと、実際もの動作も動画で示されていますので、このような中国製のマウントアダプタも最近はかなり進化をしているということですね。
ただし、肝心の性能とレンズ互換性については、これまでの日本製のアダプタも含めて完璧な製品は存在しませんので、ある程度限定した条件と機種での使い方になるかとも思いますが、それには先駆者の方のレポートが必要そうですね。
Fringerの公式ページでの販売価格は499ドルとなっているようですが、おそらく日本の代理店からも販売されると思われます。
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