Nikonの上期のポイントは全セグメントで増収、そして利益も大幅改善を達成されたということです。
経営方針では、カメラZ9やZfcとレンズが柱になっているということが示されています。
上期の結果、全セグメントで増収増益を達成したということですが、特に映像事業部は403億円の利益を達成されています。
収益モデルの改善に加えてQ3に発表したZfcが上期実績に更にプラス分として寄与しているということですね。
通気見通しでは、カメラの単価上昇嘉ら30億円の上方修正ということです。これはまさにZ9のようなハイエンドモデルが売れるということを見通しに置かれているということですね。
映像事業の通期見通しでは前年実績比+513億円で。150億円の利益を達成するということです。そして残回予想比では+30億円と更に改善されているということで、映像事業部は完全復活ということですね。
映像事業部の通期見通しではやはり部品調達の制約があると書かれています。
その一方で、中、高級カメラやレンズの需要は堅調という背景から、数は売らなくても利益を得ることが出来るという収益モデルに改善されているようです。
その下期の戦略の柱はまさにZ9ということですね。
また、来年3月末までにZマウントレンズは30本のラインナップになるということですね。
ただ、ちょっと気になるのは販売台数は伸びていないということです。
当然高価格帯へのシフトということですが、市場の低迷が続くと高価格帯モデルも販売台数が減る可能性があるので、今後は更に台数も増やしたいとことろだと思います。
ということで、映像事業は完全復活ということで精機事業と並んでNikonの2本柱に返り咲いたという感じですね。
先日も本社建設のニュースがあり更に未来を見据えているようで、今後もNikonは更に成長する企業になりそうですね!
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