日本経済新聞が、先日SONYから発表された、α7IIなどの受注停止に関するリリースを受け販売店などを調査したニュースをアップしています。
ソニーが一部のデジタルカメラの受注停止に踏み切った。半導体・部品不足が背景にあり、店頭や通販サイトで主力製品の品切れが相次いだためだ。ニコンなど競合も含めて部品不足が解消するメドは立っておらず、かき入れ時の年末商戦に影響するおそれがある。
Via:日本経済新聞 – ソニー、一部のデジカメで受注停止
この記事によれば、多くのカメラの店頭在庫が無いという状況、またネット販売でもすぐに納品されない状況になっているということです。
なので納期状況を分かり易く表示しているカメラのキタムラさんのウェブ販売サイトで各社の状況を調べてみました。
Canonの納期状況
Canonはこれまで在庫不足が長く続いていたEOS R5は1〜2週間とほぼ解消されているようですが、逆にEOS RPの納期が1ヶ月になっているようです。
EOS R3の登場によって、一部のハイエンドユーザーはそちらに流れているのかもしれませんね。
Nikonの納期状況
Zfcは最近話題になりましたので、レンズキットとSpecial Editionキットの両方を調べてみましたが、少し前に供給状況が改善された兆しがあったのですが再び納期未定になっているようです。
またZ7IIの納期も2か月以上と厳しいようです。
SONYの在庫状況
SONYの主要のカメラはいずれも納期が厳しいようですね。
フジフイルムの在庫状況
FUJIFILMの場合は、X-S10のみが納期1.5ヶ月とやはり人気が集中しているようですね。
GFX100Sの納期も3週間ということですのね。
Panasonic LUMIXの在庫状況
Panasonic LUMIXはマイクロフォーサーズ機もフルサイズ機も押し並べて品不足のようですね。
リコーイメージングの在庫状況
GRIIIのみ納期未定です。これはGRIIIxの生産を優先させているようですね。
一方で、一眼レフカメラの方は大丈夫なようです。
OMデジタルの在庫状況
OMデジタルのカメラの在庫は大丈夫なようですね。
シグマの在庫状況
SIGMAは一時EVFの生産が追いつかない状況となりfp Lファインダーキットの納期が遅くなっていましたが、今は大丈夫なようですね。
まとめ
各メーカーのカメラの在庫が無い割合は以下の通り
- Canon 5/5
- Nikon 3/5
- SONY 9/9
- FUJIFILM 2/7
- Panasonic 5/5
- RICOH 1/4
- OM 0/4
- SIGMA 0/2
- 合計25/41
いかがでしょうか?私が気になった機種に限定して申し訳ありませんが、これらのカメラはおそらく売れ筋のカメラだとおもわれますが、それらの半数以上の機種の在庫確保されていない状況になっているようですね。
ということでこれから日本では年末商戦になりそうですし、海外でもブラックフライデー、そしてホリデーシーズンを迎えカメラの販売台数が増える時期になりますので、ますます状況は悪化することも考えられますのでもし年内にカメラが欲しいと思ったらすぐに予約するのが吉かもしれませんね。