CIPAが2021年10月までのデジタルカメラ(レンズ交換型、一体型)及び交換レンズの出荷統計を公開しました。
またデジカメWatchが今回の統計の分析記事も公開しています。
世界全体で、出荷台数・金額ともに昨対比で大きく減少。国内向け市場では前月比でも伸び悩みを見せた。一方、国外では米州向け市場にて、一眼レフカメラが前月から大きく伸長するなどの特徴的な動きもあった。
Via: DCWatch – 昨対比で低調が続くカメラ出荷台数。国内向け市場では一眼レフの下げ幅が拡大
- 国内
- 同月比で減少。
- 昨年同月比も減少。
- 米州
- 前月比では好調。
- 前月比で大きく増加したのは一眼レフカメラだが昨年よりは減少。
- 昨年同月比では減少。
- 前月比では好調。
- 中国
- 前月比では増加。
- 昨年同月比では減少。
- 欧州
- 前月比、昨年同月比共に減少。
- 最も落ち込みが顕著だった。
ということですが、今年の出荷台数グラフ推移が特徴的なのは各月が平均化していることだと思います。例年のような4月と9月/10月の盛り上がりが見れません。
このことからやはりグローバルでの半導体をはじめとした部品や材料の調達及び輸送に関する問題が生産及び出荷台数を圧迫しているのではと思いますがどうなんでしょうね。実際国内での在庫も少ないようですし、、、
今年残りもこのような状況が続くと思われますので、11月と12月の統計で急激に出荷台数が回復ということは無さそうですが、一方でカメラメーカー各社は危機的な業績にはなっていないようなので、来年に備えて、、、、という感じかもしれませんね。