マップカメラが2021年11月の販売台数ランキングトップ10を発表しました。
- Canon EOS R6
- SONY VLOGCAM ZV-E10
- NikonZ fc
- SONY α7C
- FUJIFILM X-S10
- RICOH GR IIIx
- SONY α6400
- CanonEOS RP
- Nikon Z6II
- Canon EOS R5
Canon の状況
- CanonのRシリーズ3機種同時ランクインも8ヶ月連続
- EOS R6 は4ヶ月ぶりの1位
- キャッシュバックキャンペーンが人気を後押し
- 10位のEOS R5
- 12月3日のEOS R3発表以降、店頭でEOS R5のお問い合わせが増えた
- EOS R3入手までのつなぎとして、EOS R5の購入が増えそう
- EOS R3は12位
- 工業部品の供給不足が原因
- ご予約の客様にお届けできたのはほんの一部
- 予約すべてにお届けが可能だったらEOS R6にも大差をつけて初登場1位を獲得していた
- 事態はかなり深刻
SONYの状況
- 2位のVLOGCAM ZV-E10は破格の価格設定支持を得ている
- 店頭での購買層も幅広い
- 若い方はα6400とじっくり比較
- 上の層の方は動画撮影専用機と割り切ってのご購入か指定買い
- VLOGCAM ZV-E10も一時停止に、α7II、α6400α7SIIIも長期欠品
- α6400は在庫無くなり次第販売停止
- 4位のα7Cは、現状欠品の心配はない模様
- 新製品α7IVは次回ランキングの注目株
- 人気フルサイズ機に生産を絞っているのでは…
Nikon の状況
- 3位のZfcは28mm F2.8(Special Edition)レンズキットが孤軍奮闘
- ボディ単体・16-50 レンズキットは、相変わらず供給が安定しない
- 9位にNikon Z6IIがランクイン
- ファン待望の新製品Nikon Z9までも新製品の納期遅延
- これほどまで深刻な影響をカメラ業界に与えるとは、正直予測できなかった
FUJIFILM の状況
- 5位のX-S10は4ヶ月ぶりのランクイン
- FUJIFILMの中でも一番問い合わせの多い機種
- 供給不足の続く事態は、誠に勿体ない
- 今後は11月25日発売のX-T30 IIにも注目
- デザイン・価格に魅力あるX-T30 IIか、手振れ補正機構のX-S10か、選択に迷う方も多そう
RICOH の状況
- GR IIIxは発売月に売れすぎてしまったのがランクダウンの一番の原因。
- 欲しい人にはほぼ行き渡ってしまった。
まとめ
- 12月はCanon R3・SONY α7IV・Nikon Z9の新製品3機種が三つ巴の競争を展開するはず
- メーカー間での生産力の差、あるいは戦略の差が浮き彫りになりそうな状況
10月のランキングでは各ジャンルのカメラがトップ10を形成してとても面白い井状況になっていました。
そして11月のランキングではマップカメラさんの解説にも書かれているように、やはり半導体不足の影響が各メーカーの戦略を反映させているようですね。
複数のカメラを受注停止にしたSONYの戦略はやはり販売店さんから見ても、売れるフルサイズカメラに集中させているということでしょうか。
また、CanonはR6、RP、R5という中級、入門、上級、を長期に渡ってバランス良くランクインさせているのはこちの戦略も素晴らしいということですね。
そしてそんなCanonでもかなりの予約数のEOS R3を供給できないこと、更にNikon Z9も似たような状況ということですが、通常であれば高価化で大人気というまさに金の卵的な商品をこれからどうやって生産数を増やすのかが鍵になりそうですね!
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