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BCN+R 2011年11月の販売ランキングではキヤノン EOS Kissが最強

BCN+Rが2021年11月のミラーレス一眼販売台数シェアを公開しています。

メーカー別の販売台数シェアではキヤノンが2021年7月以来の首位。30%前後のシェアで両社の争いが白熱している。3位を競り合っているのは、OMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)と富士フイルム。直近ではOMデジタルソリューションズが上に立っている。

Via : BCN+R – “定番”のキヤノンと“新機軸”のソニー

ということです。

でこれら上位メーカーのシェア(目分量ですが)を合計すると、約83%になります。

ここに現れていないミラーレスカメラメーカーとなると、Nikon、Panasonic、SIGMA、Leciaだと思いますが、これらのメーカーのシェアは7%以下となると思いますのが、Nikonがそこに沈んでいるのが不思議です。またLUMIXで一世を風靡したPanasonicも実力はもっと上だと思いますので残念ですね。

次にシリーズ別販売台数ランキングをみると

  1. Canon EOS Kiss M2 (15.8%)
  2. SONY VLOGCAM ZV-E10 (9.2%)
  3. OLYMPUS PEN E-PL10 (7.2%)
  4. SONY α6400 (6.9%)
  5. Canon EOS Kiss M (6.6%)
  6. Panasonic LUMIX GF10 (4.1%)
  7. SONY α7C (3.8%)
  8. SONY α6100 (3.1%)
  9. Canon EOS RP (2.9%)
  10. FUJIFILM X-S10 (2.5%)

となり、CanonのAPS-C機のシェアが22.4%、SONYのAPS-C 機のシェアが19.2%となりますので、やはりBCNでの売れ筋はミラーレス2大メーカーのAPS-C機ということになると思います。

また一方で、マイクロフォーサーズ機のシェアは11.3%ですので、ある程度売れているのも興味深いです。やはりレンズも含めて小型軽量のカメラは量販店で強いということなのかもしれません。

で、繰り返しで申し訳ありませんが、シリーズ別でもNikonのミラーレスカメラがトップ10に出てこないのは少し残念だと思います。
またあれだけカメラ好きの間のSNSなどで話題になったZ fcが出ていないのも不思議ですね。(供給不足ということかもしれませんが)

さらに、BCN+Rの11月のデジタル一眼カメラの販売ランキング、つまり一眼レフカメラを含めた機種別販売ランキングを観察してみるとこれがかなり興味深いです。

つまり、Canonは一眼レフのEOS Kiss X10とX10iを合計すると、ミラーレスのEOS Kiss MとM2の合計と同じ位売れていそうです。
まぁ言い換えればCanonのKissブランドが最強ということが今でも続いているということですね。

それに対し少し前に人気があった、Nikonの一眼レフカメラはトップ10に入っていない状況をみると、Nikonはカメラを作れていないのでしょうか。あるいは以前のように量販店で積極的なプロモーションや販売支援活動を行なっていないということでしょうかね。

まぁ他の私のようなカメラ大好きな方々が関与(^^していそうなランキングではNikonはちゃんとランクインしています。

なのでNikonはもうパパママカメラ、やSNS写真ユーザーは諦めてマニア向けに集中しているのかもしれませんね。

ということで来年はどのメーカーがヒット作を出してランキングを賑わすことになるのでしょうか?

それともCanon EOS Kiss最強時代が続くことになるのでしょうか?

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