シェア1桁のパナソニックLUMIXはこれからユーチューバーに賭ける戦略となる?(日経ビジネス)
日経ビジネスのWebサイトにこのような記事が掲載されました。
かつて世界初のミラーレス一眼を生み出したパナソニックは、よもやのシェア低迷に悩んでいる。2022年4月からは同社が持ち株会社制に移行し、事業ごとの採算がより鮮明になる。カメラ事業で底力を見せて巻き返せるか。
Via:日経ビジネス – パナソニック、正念場の「LUMIX」 YouTuberに賭ける
- 現在のLUMIXは市場シェアが1ケタ台
- 今までメーカー目線だったと反省(豊嶋明 事業部長)
- ミラーレスは2008年Panasonicが実用化したもの、手ブレ補正機能も搭載しシェア95%を握っていた。
- 現在は8%のシェアで5位
- マイクロフォーサーズ規格が苦戦の一因(BCNの道越一郎チーフエグゼクティブアナリスト)
- 6万円台まではスマホのカメラで十分と消費者離れ
- 現在の市場は10万円以上の商品が約36%
- プロ向けはメーカー側のサポート体制が問われる。
- ルミックスの命運は動画機能
- マイクロフォーサーズは動画に向いている。(BCNの道越氏)
- 開発中の「GH6」も動画配信機能を強化する見込み。(豊嶋氏)。
- 配信まで手軽にできるかが付加価値を生む。
- スマホアプリの安定性が重要で、パートナーと組むことも考えている。
この日経ビジネスの分析記事で面白いのは、今後Panasonicはマイクロフォーサーズの強みを活かすことを提案されています。
そしてスマホにやられたLUMIXはYouTuberの需要に賭けるしか生き残る道が無いともに書かれていますが、その市場も結局スマホが主流になっているのではと思いますがどうなんでしょうね。
勿論予算がたっぷりあって映像制作チームをお持ちのYouTuberの方もいらっしゃるとは思いますが、、、、
一方で、プロ向けのLumix Sシリーズについてはプロ向けのサポート体制が無いので厳しいのではと書かれてます。
ただ実際のpanasonic全体の製品構成から見ると逆に超ハイエンド向けの市場に対しての映像制作&配信ソリューションなど全体提案出来る強みがありますから、そういう面も考慮したPanasonic全体で可能な戦略などについて解説して頂きたかったと思います。
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