伝統の再構築 ライカ M11正式発表
先ほどLeicaがウェッツラー ドイツからの動画配信でM11を正式発表しました。
ウェツラー本社からのLeica M11 Keynote動画
この動画ではLeca M11の開発から製造までの背景が説明されている。
- M11のデザインはミュンヘンのLeicaデザインスタジオで行われた。
- M11はLeicaが100年前から継続している及ぶシンプル、高品質のマテリアル、細部への拘りを継承しユーザー中心のアプローチでデザインされている。
- M11は高品質で、シンプルで、ユーザーの使う喜びとクリエテビティを感じることがを得ることが出来ることを目指している。
- 新世代のLeica Mデザインはよりコンテンポラリなプロポーションで、トッププレートはレンジファインダーカメラであることを強く主張している。
- リア部分はディスプレイやUIコンポーネントはよりスムースで一体化されている。
- ユーザビリティの最も大きな進化はボトムプレートを一体型にし、バッテリーとUSB-Cポートに直接アプローチ出来るようにしたことである。
- アクセサリ類もオーセンティックでクラフトマンシップに基づいて検討された。
- Leica M11のブラックはは先代モデルよりも20%軽量化された。
- ウェツラーではクリーンルームではM11はの開発研究が行われた。
- M11はM10より40カ所以上のコンポーネントを進化させている。
- センサー、基板、イメージプロセッサーの3つはマリッジと呼び一体で開発された。
- これまでベストのMカメラとしてプロトタイプは2年前に完成し、その際にEVF(Vizoflex2)も付けられた。
- その後新型コロナウィルスのパンデミックにより開発者の方々は全員自宅からの作業になったということです。
- その後画質決定は40名のソフトウェア技術者が全力で開発。
- 画質はイメージセンサーだけで決まるのでは無く基板設計やMaestroIII画像処理エンジンの性能を総合してイメージパイプライン全体で達成するもの。
- Leica M11には最高の品質を供給するジャーマンクラフトマンシップが込められている。
- 全ボタンのテストの耐久性テストや45℃の環境から-24.4℃の環境に数秒以内に急変させるテスト、耐衝撃テストも行う。
- 内部と外部のステークホルダーからマテリアル、UIなど多くのフィードバックを得る。
- Leicaのカメラ製造は伝統的なドイツのクラフトマンシップに基づいている。
- 製造ラインはフィッシュボーンと呼ぶシステムを採用し、透明性と効率性を最大化している。
- M11は第五世代のデジタルMカメラになる。
- 各世代はアイコニックなMカメラにその時々の最新の技術が用いられている。
- MシリーズカメラはLeicaレンジファインダーが搭載され、67年の歴史をもつMシリーズレンズの全てに互換性が持たされている。
- 主要な撮影パラメーター設定はメカニカルダイアルで操作可能である。
- 更に、追加の設定を即座に変更できる3つのボタンが搭載されている。
- M11はユーザーが望む多くの機能が搭載されている。
- 裏面照射型6000万画素のイメージセンサーによってベースISO64のみならず、高ダイナミックレンジが実現されてりる。
- フォトグラファーは、6000万画素、3600万画素、1800万画素の3つのRAW出力モードを選択出来る。
- センサーカバーガラスには反射防止加工が行われている。
- MaestroIIIイメージプロセッサーはフル画素においても高速性を実現している。
- 64GBの内蔵メモリが搭載されている。
- 新型バッテリーは従来比64 %の容量向上を達成した。
- USB-Cインターフェースによって。バッテリ充電が可能になりMacやPCへの高速イメージ転送も可能になった。またLeica FOTOS アプリと接続することでカメラに直接アクセス出来るようになった。
- Made for iPhone and iPadの認証を取得しワイヤレス&ワイヤードのアプリ連携が可能になり、ワークフローを大幅に効率化した。
ということで、このビデオを見ると、ドイツの最高の技術者とクラフトマンシップによって実現したLeica M11が100万円以上の価値があるのかが理解できるような気がします。
Leica M11製品情報ページ
Leica のトップページに、M11の製品情報ページへのリンクバナーが出来上がっていましたが、、、、
0:00時時点では未だ製品情報ページにアクセス出来ないようです。。。。
が、先日スペックや製品イメージがリークしておりますので、ページが見れるようになるまではこちらを見て頂ければと思います。
Leica M11の価格
そしてGQのサイトによればLeica M11の日本での価格は118万円ということになったようです。
ライカカメラ社から、新型デジタルカメラ「ライカ M11」が発表された。価格は118万8000円で、2022年1月21日より、ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店で販売される。
Via : GQ – 「ライカ M11」がついに登場!
海外の情報から少し安くなるかも、、、ということでしたが、Leica M10-Rが115.5万円で発売されていましたので、ほんの少し高くなったということですね。
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