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ソニーが門外不出のイメージセンサー画素チップ製造をTSMCに外部委託へ方針転換?

SONY EXMOR RS CMOS イメージセンサー

SONY EXMOR RS CMOS イメージセンサー

台湾メディアが、ソニーが4800万画素CMOSイメージセンサの製造をTSMCに委託するという報道を行ったということです。

ソニーの子会社であるソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は、Appleの次世代iPhone Proに搭載される可能性が高い4800万画素(48Mピクセル)のCMOSイメージセンサの製造をTSMCに委託する模様であると台湾メディアが報じている。

Via: マイナビ – ソニーが4800万画素イメージセンサをTSMCに製造委託の可能性

ということで、ソニーセミコンダクタソリューションズは世界的なイメージセンサーの需要急増に対して、外部委託することで需要をカバーするということでしょうか。

これまでは門外不出ということでそれを犠牲にしても対応するということで、相当の需要を予測しているということ、また、SAMSUNGなどとの競争に対抗する為に台湾のTSMCとタッグを組むということですね。

ちなみに2019年にも同様の噂は出ていました。

台湾の一部メディアによると、「ソニーがCMOSイメージセンサ(CIS)をTSMCに生産委託する」ことが報じられている。ソニーは、独自の積層CISプロセスを門外不出とし、自社内で製造し、周辺ロジックチップのみ生産委託してきたが、スマートフォン(スマホ)の多眼化で需要が急増し、供給が間に合わなくなってきたため、ついにTSMCに一部のCISを生産委託することになったという。

Via:マイナビ(2019年)-ソニー、TSMCにCMOSイメージセンサの製造委託の可能性

更にキヤノンに加えTSMC/SONYの合弁で熊本にFabを建設するというニュースでもまぁこうなるのではと予測された方も多かったと思います。

SONY/TSMCもCanonも熊本に工場に新設するということで熊本は世界のイメージセンサーの産地になりそうですね。

また、今回のニュースでもう1つ重要なのは、いよいよiPhoneのカメラも4800万画素へ進化するということですね。

業界アナリストによると、ソニーのファウンドリ方針変更の主な理由は、Appleが2022年にiPhone 14で4800万画素のCISデバイスをデビューさせることだそうだ。

Via:ITmedia – 次期iPhone 14 Pro用4800万画素センサー、ソニー

またセンサーサイズも大型化するということですので、現時点でも特定の条件ではミラーレス並の画像を生み出すiPhoneのカメラが更に進化することになりそうです。

更に、iPhone15ではペリスコープ式の望遠ズームカメラも搭載されるという噂も流れています。

2022年のiPhone 14(仮)シリーズにつき噂が持ちきりのなか、翌年のiPhone 15 Pro(仮)モデルには光学5倍ズームが可能なペリスコープレンズが搭載されるとのアナリスト予測が伝えられています。

Via : Engadget – iPhone 15 Pro(仮)は光学5倍ズームが可能に?

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