SONYから一部製品の価格見直し情報が公開されました。
価格改定率は 約3~31% 増ということです。
ソニーマーケティング株式会社は、2022年4月1日より、日本国内向けに販売している一部製品のメーカー出荷価格を改定します。
Via:ソニーマーケッティング
昨今の半導体不足をはじめとする外部環境の影響を受け、原材料費、製造・物流コストなどが高騰している事を踏まえて、下記の通り出荷価格の改定を行います。あわせて、メーカー希望小売価格を設定している製品は、希望小売価格の改定を実施します
公開されたリストにはカメラ製品も含まれていますのでこれまでのSONYストアでの販売価格を確認してみました。
4/5追記:Cyber-Shotコンパクトデジタルカメラが新価格になっていました。Eマウントカメラについては未だ販売が再開されていませんでした。
5/31:追記 先日α6400の販売が再開されました。
価格はボディのみ130,900円、パワーズームキットが141,900円、ダブルズームキットが163,900円、高倍率ズームレンズキットが174,900円になりました。
ボディとして1万円強の値上げとなるようです。よってレンズキットの方が相対的に値上げ率が低くなります。
SONYストアの価格(3月末まで) | 値上げ後のSONYストアの価格 | |
α7C | ※発売時の価格 | |
>ILCE-7Cボディ | 229,900円 | 4/5再開されてません |
>ILCE-7CLズームレンズキット | 262,900 円 | 4/5再開されてません |
VLOGCAM ZV-E10 | ※発売時の価格 | |
>ZV-E10ボディ | 78,100 円 | 4/5再開されてません |
>ZV-E10Lズームレンズキット | 89,100 円 | 4/5再開されてません |
α6400 | ※発売時の価格 | |
>ILCE-6400ボディ | 120,868 円 | 130,900円(△8.3%) |
>ILCE-6400Lパワーズームレンズキット | 131,868 円 | 141,900円(△7.6%) |
>ILCE-6400Yダブルズームレンズキット | 153,868 円 | 163,900円(△6.5%) |
>ILCE-6400M高倍率ズームレンズキット | 164,868 円 | 174,900円(△6.1%) |
Cyber-Shotシリーズ | ||
> DSC-RX10M4 | 208,868 円 | 220,000 円(△5.8%) |
> DSC-RX100M3 | 76,868 円 | 82,500 円 (△7.3%) |
> DSC-RX0M2 | 93,368 円 | 99,000 円 (△6.0%) |
> DSC-HX99 | 65,868 円 | 71,500 円 (△8.6%) |
> DSC-WX500 | 43,868 円 | 48,400 円 (△10.3%) |
> DSC-W830 | 16,368 円 | 18,700 円 (△14.2%) |
まず値上げの対象となるEマウント製品は、α7C、ZV-E10、α6400ですが、これらの製品はしばらく受注停止となっていましたので、最新のSONYストアでの価格では無く、発表直後の予約開始時の価格を掲載しました。
そして今回値上げが発表されたということは、販売が再開されるということだと思います。
そういう意味では良いニュースかもしれませんが、問題は値上げ幅ですね。
公式には3%~31%値上げの見込みということですので大きな幅がありますね。
そしてサイバーショットの方は同シリーズの中でも一部のモデルが対象となっているようですが、何故これらのモデルだけ値上げになるのでしょうかね。逆にこれまでの価格が原価に対して利益率が少ない状態で販売されていた、といえるかもしれません。
現在でもSONYストアなどで購入することが出来ますのでご検討されていた方はお早めに!
ちなみにCanonも3月14日に製品値上げを発表しています。
ということで、ガソリン価格、電気代、食料品などなどことごとく値上げが続いていますが、デジタルカメラもそのご多分に漏れず価格も高騰化という感じになりそうですね。
ただし、値上げしない製品もありますので、今後は更にコスパを見極めて購入する必要がありそうですね!