ソニー α7IVのDxOMarkセンサーテスト結果
DxOMark Sensor Scoreテストのデータベースに、SONY α7IVの計測結果が追加されました。総合スコアは97ポイントを獲得ということです。
今回のテスト結果について、先代モデルのα7III(オレンジ線)とライバルであるCanon EOS R6(赤線)とα7IV(黄色)比較プロット。
まずは感度/ノイズ性能。
α7IIIの2420万画素に対し、3300万画素となったα7IVですが、α7IIIとほぼ同じようなセンサー性能となっているようです。
Canon EOS R6は低感度こそ少々悪いようですがISO1600以上の高感度はSONY製センサーとほぼ同じですね。
次はダイナミックレンジ比較。
α7IIIではISO320よりもISO640の方が高性能という結果からすると、何らかのなのモード切り替えが行われているようですが、α7IVはISO320が大幅に改善されているようですね。
そして色再現性のテスト結果。
こちらもα7IIIと同じような値を示していますので、α7IVhが画素数を増やし、かつ高感度、ダイナミックレンジ、色再現性などの性能も同等を実現したということですね。
次は他のライバル機種との総合スコアの比較グラフ。
α7RIVは更に高画素ですが、総合値は100とα7IVを上回っているのが素晴らしいですね。
またNikon Z7IIも総合値100というこれらの高画素ミラーレスカメラがフルサイズでは一番センサースコアが高得点ということです。
またPanasonic S1は95ポイントで、一眼レフのCanon EOS 5D Mark IVは91、Nikon D800Eは96ということです。
ということで、DxO Mark センサースコア全体でのα7IVのセンサースコア順位はNikon D810と並ぶ11位ということになります。
SONYのミドルクラスのカメラとして十分以上のセンサースコアということですね。
ちなみに、昨年末問題になっていたα7IVの 納期問題ですが、カメラの北村さんを見ると現在では1〜2週間と改善されているようなので、良かったですね。
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