NikonRumorsが米国の機関投資家向けの財務管理会社であるZacks Equity ResearchによるNikonの業績予測が評価され株式評価が最高ランクで最も買いという評価になったということを報じました。
- Nikon Corp.(NINOY)がZacks Equity Researchの株式ランキングZacksランク1(Strong Buy)に移動した。これは皆さんにとって手堅い株式ポートフォリオとなる。
- Nikonの収益見込みの上昇傾向を反映した結果でありこのアップグレードは株価に最も影響を与えることになる。
- 2022年3月に発表される会計年度に1株当たり0.92ドルの収益が見込まれており、これは前年比203.4%となる。
- アナリストはNikoCorpの見込みを確実に引き上げている。過去3ヶ月でZacks Consensus による見込みは21.8%増加した。
- Zacksランク1のポジションはZacksがカバーしている株式の上位5%位置つけられており、近い将来株価が上昇する可能性が高いことを意味している。
一方で、先日東洋経済新聞からNikonの経営目標に疑問を投げ掛ける記事が掲載されました。
- 中計達成のポイントは、カメラなどの主要事業の衰退をいかに食い止め、その間に新規事業の稼ぐ力をどう高めるか。
- 映像事業と精機事業で営業利益の9割を稼いでいるが、これらは今後の成長への道筋が描けない。
- 新中計では新規事業の比率を2026年3月期に43%まで引き上げる青写真を描く。
- プロ向けの高単価カメラに経営資源を集中させることで売上2000億円超を目指すが現状維持に過ぎない。
- 市場縮小に加えてソニーやキヤノンに競争力で差をつけられる。
- ニコンは以前から既存事業に収益を頼り切るビジネスモデルには限界があると市場から指摘を受けてきた。
- ニコンは他社に遅れやっと新規事業の拡大をスロースタート。「周回遅れ」の元優等生。
こちらが東洋経済が分析志多Nikonの中期経営計画のまとめ記事となります。
ということで米国ではニコンの業績をかなり高評価しているようですが、日本の東洋経済は中期の見通しをネガティブに見ているようですね。
短期と中期という味方の差はあれ、日本側ではニコンの将来について憂いた味方をしているのが興味深いですね。
さて今後の株価はどうなるのでしょうか?
注目ですね!
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