先日、DxO Sensor ScoreにLeica M11のスコアが発表され歴代ベスト3のカメラに輝きました。
そしてPhotons to Photos にLeica M11のイメージセンサーの感度別ダイナミックレンジ性能の測定結果が追加されたということです。Photon to Photoでも同じくその素晴らしい性能が証明されるのでしょうか?
早速、Leica M11(薄青)とLeica M10(青)、Leica Q2(橙)、Leica SL(緑)。Leica SL2(黒)、Leica SLの高感度性能を比較プロットして見ました。
ISO400以下ではライカのカメラの中でも最高のダイナミックレンジを持っているというのが素晴らしいですね。DxOと同様の結果が出ているようです。
次は他社の中判カメラと比較しました。Leica M11(薄青)とPentax 645Z(緑)、Hasselblad X1D-50C(黒)との高感度性能を比較プロットして見ました。
M11は僅かに低い値とはいえ十分に中判カメラ並みのダイナミックレンジを有するということが言えると思います。
最後にライバルとの比較で、Leica M11(薄青)、Canon EOS R5(黒)、Nikon Z9(緑)、Panasonic S1R(橙)、SONY α1(青)となります。
ISO800〜ISO12800ではどのカメラもほぼ同じになるのですが、意外にISO800でカメラによって2段分以上の性能差が付くのが面白いですね。
Leica M11とCanon EOS R5は低感度でダイナミックレンジを求めてるのに対し、Nikon Z9、α1、S1Rは高速性能を優先してた結果のように見えます。
面白いですね!
とにかくDxOの結果も併せて見るとやはりLeica M11はじっくり撮影するシーンでは中判にも迫る最高のカメラということですね!!