(追記あり)一眼カメラを作ってるソニーグループが数年内にスマホの画質が一眼カメラ?一眼レフカメラ?を超えると断言(XTECH)
5/21追記> Rakuten Infoseekのニュース記事でも、清水社長が一眼レフカメラを超えるという発言と記されています。ただし、同じ記者、あるいはニュース記事の流用掲載だったのかもしれませんが、、、、
清水社長兼CEOは、「いま進めている技術開発により、数年以内に、静止画の画質は、一眼レフカメラを超えることができる。さ
Via : Rakuten Infossk – 適用領域の拡大が続くイメージセンサー、ソニーが
5/30追記>マイナビニュースの THCH+によれば、この記者会見では、数年以内にスマホが一眼レフカメラの画質を超えるということが書かれています・
清水社長兼CEOは、「いま進めている技術開発により、数年以内に、静止画の画質は、一眼レフカメラを超えることができる。さらに、静止画、動画、演出という軸で技術の進化が進み、2030年には静止画で超HDRやズーム機能、動画では高画質化や8Kでの高速読み出し、演出ではライティングや背景ボケが可能になる。
Via: マイナビニュース – 適用領域の拡大が続くイメージセンサー、ソニーが語ったこれからの方向性
ここで、カメラクラスタな世界の悪いクセだと思いますが、一眼カメラと一眼レフを意地でも区別しちゃうということですね。(^^
もし、清水社長が本当に「一眼レフカメラを超える」と発言されていたのなら、まぁSONYグループとして製造していないカメラを超えるということになりますので、ある意味よく考えられたスピーチだったのかもしれません。
あるいは、清水社長が区別されなかったのでしょうか?あるいは日経様の記者と、マイナビニュースの記者(THCH+の記事なので技術系の方だと思いますが)の方のどちらの記事が正しいのでしょうか?
カメラクラスタな方以外はこの2つのワードは既にメディアでも区別されていないのかもしれませんが、、、、、揚げ足取りかもしれませんが気になりましたので追記いたしました。
————-<追記ここまで
ソニー セミコンダクタソリューションズ(SSS)の事業説明会で2024年に静止画では一眼カメラの画質を超えられるという見解を示したということです。
「ここ数年以内に、静止画では一眼カメラの画質を超えると見ている」――。スマートフォン搭載カメラについてこう見通しを示すのは、ソニー セミコンダクタソリューションズ(SSS)代表取締役社長 兼 CEOの清水照士氏だ。
Via : 日経XTECH – スマホの画質は2024年に一眼カメラ超え、ソニーGが見通し示す
- スマホ向けのイメージセンサー市場は今後も拡大。
- バッテリー・ディスプレー・カメラの3要素のうちカメラは進化していくのに対して他の2つが技術的に飽和している、
- イメージセンサー市場は「30年時点でもスマホ向けが過半を占める」見込み。(これまでの鈍化の見通しを変更)
- ハイエンドスマホで22年度からイメージセンサーの大判化が急速に加速、センサーの単価が向上。
- ハイエンド向けセンサーの大判化が19年度時点の約2倍にまで拡大する。
- 今後多眼化が飽和する一方で、大判化は中長期的に継続し、市場成長をけん引。
- 大口径化、明所の撮影性能を約2倍に拡大できる「2層トランジスタ画素」技術、人工知能(AI)処理技術で、「静止画では一眼カメラの画質を超えられる」。
- 30年に向けて8K動画の撮影・高速読み出しや、ToF(測距)センサーなどを活用した背景ボケが実現していく。
こちらが5月26日開催されたソニーグループ2022年度 事業説明会でソニーセミコンダクターソリューションズが発表した資料です。
ということで、少し前はスマホカメラも多眼化によってコンデジを超える画質を実現し、流石に一眼以上は、、、という感じでしたが、何とソニーが一眼を超えるという見通しを公式に出したのは凄いことですね。
勿論、一眼カメラの方にもスマホと同じようなAI技術などを適用すればいいというお話もある一方で、レンズ交換式カメラである以上はどうしてもレンズによる描写が画質のキーポイントになって来ると思います。
それに対してスマホのカメラはレンズの描写に関係なく、画質や写真の雰囲気を全て計算処理によって作り上げていく方向性ですので、処理速度、処理ロジック、そしてAIの進化によってまだまだ進化を続けるということですね。
また一眼カメラのセンサーはスマホよりも大型であるということが差別化としているかもしれませんが、小型のセンサーでも多画素化されていますし、レンズ設計も楽で、読み出し速度などは小型の方がメリットあるのかもしれませんね。
また昔から、ピクセルピッチが広い方が多くの光が捉えられるので〜、という議論が続けられていますが、現実的には画素数と高感度性能は両立しながら進化しコンシューマーカメラとしてはほぼ十分な高感度性能とダイナミックレンジが実現されるに至っていると思います。
よって今回のソニーの発表のように、これまでのスマホのセンサーをもう少し大型化し、感度とダイナミックレンジを確保すれば後はコンピューショナルで一眼レンズを超えられるということなんでしょうね。
ちなみに、ソニーの今回の発表では22年にセンサーの大型化が本格化して、2024年に一眼画質を超えられるということを明言されたということとは、もしかしたらiPhoneもそんなカメラが搭載されることになるということかもしれませんね。
そうなると、普通に一眼カメラを超える性能のカメラを多くの人が手に入れられる時代になりそうですね!
楽しみです!
まぁ、その代わりスマホも一眼カメラ並に高価になっている現実もあるわけですが、、、、、、、、、結局高画質な写真を撮影するためにはお金が必要ということなんでしょうかね(^^
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