SIGMA StationのYouTubeチャンネルで山木社長のプレゼンテーションで16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary レンズが発表されました。
- トップガンマーベリックの撮影ででSIGMAの10本のシネマレンズが多くのレンズの中から選定され使われている。
- 6月1日写真の日に新製品が発表出来ることが嬉しい。
16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary レンズ発表
Lマウント&Eマウントを発売する。
SIGMA 10-20mm F3/5 EX DG HSMが今回のレンズがヒントになった。
10-20mmは特に海外ではかなり人気のあったレンズで、15-26 F2.9も同じようにコンパクトでありながら描写力が高いズームレンズを実現する。
10-20mmから進化させたのは以下の3つの点
- フルサイズに対応
- F2.8大口径化
- ミラーレス化高解像度化に対応して大幅にレベルアップ
サイズ全長100.6mm 最大径77.2mm 質量450g
3つの設計ポイント
- 操作部が28-70F2.8と同じ操作感を実現するため操作部の径を72mmとした
- 16mmかつ大口径のズームでありながら72mmのフィルターが使えるようにした
- インナーズーム・インナーフォーカス
- ジンバルに搭載する場合の重心設定を変更しなくても良い。
- すべて自社設計、自社製造。
- 2年の開発期間だがコロナの期間となり、リモートで本社と工場の連携を行いお互いの信頼感が高いビルドクオリティを実現させた。
レンズ構成も注目
- 前面2枚の両面非球面レンズに高屈折率ガラスを使用出来たのが画期的
- FLDガラス5枚も採用、1500円の海鮮丼を頼んだらキャビアがたくさん載せられていたくらいのインパクトがある
きれいなMTF
- 像面湾曲も可能な限り押さえた・
- 最短距離ではやや像面湾曲が残るが、ボケを活かした撮影を工夫出来る。
- ゴーストバスターズが設計部門と共に検討。2回くらい設計を捨てた。
ゴーストの低減
フードの装着感にもこだわった
ソフトウェア、電気設計チームによって動画静止画共に追従性の用AFを実現した。
14-24mm F2.8 DG DN | Artとどちらがいいのか?
- 14mmからスタートと16mmからスタートは大きく違う。
- コンパクトを優先するのなら今回発表したレンズを選択することになる。
- 24-70 F2.8を使われている方は14-24mm F2.8がおすすめ
- 28-70 F2.8を使われている方は同じようなサイズでコンパクトな16-28がおすすめ
16-28mm F2.8 DG DNの発売日と価格
- 6月17日発売
- 希望小売価格140,800円
恒例のTシャツも発売
- 今回はネイビー色を準備した。
- SIGMAオンラインショップで2750円で販売
- 6月2日10時から予約開始。
- レンズと同じ6月17日に発売する。
製品リーフレットも準備
- 応募フォームから入手可能
- 貸出体験会を実施する
- 抽選による事前申し込み
ということで、大口径ながらコンパクトで更にズームによって全長が変化しないという、超拘り設計の広角ズームレンズの誕生ということですね。
これは旅行などのお供に最高のレンズになりそうで、SIGMA fpやSONY のコンパクトなフルサイズミラーレスカメラに最高だと思います。
価格もフルサイズF2.8で15万円以下ということで最高の選択になるかと思います。
発売が楽しみですね!
【新製品インプレッション】SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary × SIGMA fp動画
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary 製品情報ページ
- レンズ構成枚数 11群16枚
- 絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離 25cm
- 最大撮影倍率 1:5.6
- フィルターサイズ φ72mm
- 最大径 × 長さ
- L マウント φ77.2mm × 100.6mm
- ソニー E マウント φ77.2mm × 102.6mm
- 質量
- L マウント 450g
- ソニー E マウント 450g