BCN+Rが現在の一眼レフ市場に関する分析記事をアップしています。一眼レフ市場が底を打ち微増ながら増加に転じているという嬉しい記事となっています。
一眼レフカメラの縮小が止まり始めた。販売金額前年比が100.3%を記録。丸1年ぶりにわずかながらプラスになった。販
Via: BCN+R – ついに底打ち一眼レフ、今後はニッチなカメラとして細々と延命へ
- 一眼レフ市場の販売金額が前年比100.3%でプラスとなる。
- 販売台数は90.4%なので単価上昇
- Nikonは昨年春から一眼レフカメラのエントリモデルを次々に販売終了させたことで、シェアを大きく低下。
- 現在わずか4機種のみだがD750の価格が下がり販売が伸びている。
- Canonは一眼レフカメラの絞り込みをしていない。
- 全体で堅調で、EOS Kiss X10の販売が伸びている。
- 一眼レフカメラの急速な縮小を主導したのNikonだった。
- 今後一眼レフ市場はニッチなカテゴリとして細々と続いていくだろう。
と言うことでBCN+Rのこの記事での分析は一眼レフカメラが急激に減少させたのは(極端に言えば)Nikonが原因であるという書き方をされていますが、これは数字の後追いの結果論かとも思います。
Nikonが一眼レフカメラを整理したのは、Z9が出るまでそもそもNikonのカメラ全体がシェアを急激に落としていたからと思います。
仮にNikonが一眼レフモデルを拡充していたら、他社より伸びていたとも言い難たいと思います。
そして今回の記事でちょっと残念のはリコーイメージングのお話が書かれていないと言うことですね。
Canonにしても、RFとRF-Sに集中する筈ですので、一眼レフカメラを積極的に拡充するつもりは無さそうで、とすれば日本のカメラメーカーで一眼レフカメラの残すことが出来るのはリコーイメージングだけになると思います。
今後一眼レフはニッチで細々と続けられるのであれば、唯一PENTAXブランドのみがそれを牽引するになるのは確実ですね。(あるいは中古市場も?)
ちなみに私は先日PENTAX一眼レフカメラ体験会に参加させていただき、K-3IIIをお借りしてやはりカメラを趣味にするなら一眼レフカメラも1台は持っておくべきだと感じました。
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