自分のキヤノン EOS R5は静止画撮影時でも温度警告が出る原因はコレ?対処方法は?(Fstopppers)
Fstoppersに風景/ウエディングフォトグラファーのNando Harmsen氏がCanon EOS R5で静止画撮影時に温度警告表示が出る時の対処に関する記事がアップされています。
Do you have a Canon EOS R5? In that case, you’re probably aware of the overheating issues when filming. It isn’t of any concern if you’ll never use the video function. But what if an overheating warning occurs while photographing?
Via:Fstoppres – Overheating of the EOS R5 While Photographing
はじめに
Canon EOS R5は素晴らしいカメラであり私は結婚式の撮影でレビューを行った上でCanon EOS 5D MarkIVから移行することにした。
しかしCanon EOS R5には大きな問題が1つある。オーバーヒートする傾向があることだ。
それが出ると冷却するのに30分掛かることもある。
これまでのファームアップは行われたが、根本的な冷却能力はカメラから発生する熱量はを満たすことは出来ていない。
動画撮影時のオーバーヒート問題でわかったこと
室内でのインタビュー動画を撮影する時には4K25pで撮影すればほぼ問題なく動作する。それで十分だ。
しかし夏の野外で周囲温度が33度での結婚式を撮影していると2台のEOS R5共に加熱警告が表示された。
しかし友人のカメラマンにはそのような警告表示は出ていなかった。
その原因は私のカメラにはカスタムボタンに、C1 4K25p、C2 4K50p、C3 4K100p を設定していたことだった。
この設定によって過熱の可能性があると判断され警告として表示されるようだ。
カスタム設定していない場合には過熱警告は表示されない。
静止画撮影時のオーバーヒート警告もこれ?
静止画では過熱警告を出すことはほとんどないが、たまに結婚式の撮影で表示されるとかなり心配になってしまうし、その理由が判らない時もある。
この時C1、C2、C3の設定を確認し場合によっては初期化すれば良い。
オーバーヒート警告が出ても写真撮影する限りカメラがシャットダウンすることは無い。
また、オーバーヒートの影響が出ないような設定(例えばFHD 25p設定)に変更しても良い。こうすればオーバーヒート警告は表示されなくなる。
いかがでしょうか?
私はEOS R5のユーザーでは無いのでこの現象を確認することは出来ないのですが、この通り解決できるとすればCanon EOS R5は可能性まで含めて温度過熱警告を行うという素晴らしく安全なロジックが組まれているということかもしれませんね。
Canon HPではそのようなカスタムボタンの設定まで見ていることは書かれていませんが、Canon EOS R5の初期ファームウェアでは、実際の温度計測よりもより安全な条件になるように相当安全方向で制御されていたということも判明していますのでもしかしたらそうなっているのかもしれませんね。
今年も暑い夏がやってくるようなので、もしこのような情報が参考になればいいですね!
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