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#Nikon

ニコンCFO徳成氏が一眼レフ撤退の定義について改めて説明(日経クロステック)

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7月12日に日本経済新聞がNikonの一眼レフ撤退撤退報道を行ったことで、カメラファンのみならず、大きな話題になりました。

その記事はある意味騒動になった訳ですが、その件に関してニコンからの正式回答ということでしょうか?日経クロステックにNikonの取締役兼専務執行役員で最高財務責任者(CFO)の徳成旨亮氏のインタビューが掲載されました。

  • 今後一眼レフ開発の可能性があると強調
    • 一眼レフの技術資産を捨てるといった決定はしていない。
    • 一度技術者や技術資産を失うと製品開発はできなくなる。
    • 一眼レフの生産、販売、サポートは継続する。
  • 「開発の撤退」の定義
    1. M&A(合併・買収)などで一眼レフの技術者やノウハウを他社に売却する場合
    2. バランスシートから一眼レフ関連の資産を除却する場合
    3. 特許権を失効させる場合
  • 一眼レフから撤退しない理由
    • 一眼レフの基礎研究から製品化まで数十年のリードタイムが必要。
    • 長いリードタイムで培った技術資産を一旦失うと、類似の商品を求められたとき供給できなくなる。
  • 現状
    • 一眼レフよりミラーレスのほうが開発余地がある
    • ミラーレスに顧客が流れているのは事実

一眼レフ撤退の定義について、3つのケースを説明されていますが、いずれも現時点でそれに該当する状況では無いということですね。

例えば、製品のサポートを受付終了し修理などの技術者が存在しなくなる、保守部品が資産上から無くなる、あるいは一眼レフカメラに関する特許出願から20年経過して失効となるなどなどのケースを考えると、現時点で一眼レフから撤退するという言葉は安易には使えないということだと思います。

その一方で、現状は開発余地があり需要があるミラーレスカメラに開発資源を集中されているのは事実。またFマウントNikkorレンズについて縮小させているのも事実(未だ一眼レフレンズの方が多いのですが)ではあると思います。

また、BCNがNikonの撤退報道は誤報であるという記事も投稿しています。

ということで、今回公式のインタビューで撤退は無いということを表明されたことですから、一眼レフカメラの新製品(マイナーチェンジでもいいので)を出していただくことで世界中のNikonファンや一眼レフファンが納得されるかとも思いますのでいかがでしょうか?

是非お願いいたします!



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