SONYが先日シネマフォトグラフィー向けの新ロボティックカメラの発表を予告していましたが、新カメラ SONY FR7を発表しました。
2022年11月11日発売予定で希望小売価格1,320,000円ということです。
YouTubeでのSONY FR7発表イベント動画
YouTubeでのSONY FR7プロモーションビデオ
製品情報ページ
- Eマウント
- パワーズーム対応
- 1030万画素 フルサイズCMOSセンサー 15Stop
- BIONZ XR
- 4K(QFHD)24fps 120fps
- FullHD 240fps
- シャッタースピード 64フレーム〜1/8000秒
- 動画 XAVC Intra、MPEG-4 AVC/H.264
- SDI経由の16ビットRAW出力
- PTZパン・チルト・ズーム機能
- 最低速度の0.02度/秒から最高速度の60度/秒まで速度調整
- 最大100個までのプリセットポジションの登録が可能
- ファストハイブリッドAFシステム
- 像面位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用
- 最大627点の像面位相差検出AFポイント
- 撮像エリアの水平方向 約95%、垂直方向 約94%をカバー
- リアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキング対応
- タブレット端末などの画面上でタッチするだけで、フォーカスを合わせて追尾する対象を指定することが可能。
- 電子式可変NDフィルター内蔵
- 1/4NDから1/128NDまでシームレスに濃度を変更
- インタフェイス
- オーディオ XLRtype5
- SDI 出力 BNCx1
- HDMI出力 Type-A x1
- 外部同期 BNC x1
- TC BNC x1
- 光出力 SFP
- ネットワーク RJ-45 x1
- リモート制御 RJ-45 x1
- DCジャック
- 記録メディア
- CFexpress TypeA
- SD x2スロット
- 寸法(幅×高さ×奥行): 約227 × 289 × 233mm
- 質量:約4.6kg(本体のみ)、約6.0Kg【レンズ「FE PZ 28-135mm F4 G OSS(装着時)
- FR7専用 新開発のWebアプリケーション
- PCやタブレット端末から、パン・チルト・ズーム操作や、フォーカス、録画、再生、カメラ設定などの操作を、遠隔が可能。
製品情報の特徴にも書かれていますが、4Kで120fpsが可能な高速センサーに加え、高速動作するPTジンバル、そしてαミラーレスカメラで定評があるAF性能が搭載されているということで、スポーツの記録や中継用の遠隔操作でのPTZカメラとして威力を発揮しそうですね。
また、シネマ機としてのロボティックスカメラとしてはかなりコンパクトに仕上がっているのもSONYらしいですね!
更に、一般ユーザーがこれを購入することは無いかもしれませんが、。132万円でフルサイズセンサーを搭載するスポーツ向けのPTZリモートカメラが購入出来るのも凄いことだと思います。
このSONY FR7はαミラーレスカメラとEマウントレンズの資産を活かしたソリューションということですね。流石SONYです