公称の15倍!226万ショット!を撮影したキヤノンEOS 5D MarkIIが驚きのコンディションだった(FoxTailWhipz)
FoxTailWhipzのYoutubeチャンネルに、200万枚以上の写真を撮影したカメラを購入したら、、、という動画がアップされていて話題になっているようです。
200万ショットオーバーということですが、Canon EOS 5D Mark IIはシャッター耐久が15万回ということがアナウンスされ発表されていたようです。
従来機種に対して防滴・防塵に配慮すると同時に、シャッター耐久を10万回から15万回にアップさせて、信頼性・耐久性を向上させています。
Via : Good Design Award 2008
勿論、この15万回はテストして問題が発生しなかったという回数であって、15万ショットくらいで壊れるというものでは無いとは思いますが、今回の個体はその15倍のレリーズを行なっているという凄い個体のようですね。
で今回これを購入された方も、これまで見て来た中で最もレリーズ回数が多い中古個体であるということですね。
この個体は中古販売サイトで最も低価格で200ドルというものだったので、どんな状態なのか心配されていたようですが、送られたものを開封し確認してみると、外観は大きなキズやダメージも無く、各ボタンも全く正常に動作していて、まさにレリーズ回数以外は優良な中古のようです。
そして、連写して見ても全く問題が無く動作していたようですね。凄いです。
そして、このCanon EOS 5D Mark IIは2008年発売ということですのでレリーズ回数を単純計算されています。
トータル : 2,269,757回
1年あたり : 162,125回
1月あたり: 13,510回
1週あたり : 3,377回
1日あたり : 482回
という計算のようです。
で、この個体が仮にスポーツ、報道、ネイチャー撮影などで使われていたすれば、ほぼ週に1回くらい14年連続でコンスタントに現場で使われていたといことになると思いますが、この外観の状態からするとそれは無いと予測されています。
グリップもダメージが少なさそうなので、もしかしたらスタジオでのティザー撮影か、あるいは最も納得出来るのはタイムラプス撮影で使用されていたのでは?ということですね。
まぁとしても、1時間あたり20ショット、つまり3分間に1回14年間ずーっと撮影されていたことになります。
とすると、バッテリーもフレッシュそうなのはやはり外部給電のアダプタのようなもので使われていたのでしょうかね。。。。。
それにしてもCanonのシャッターユニットの耐久性は凄いということですね。驚きました。
もしかしたら、カタログ公称のシャッター耐久回数ではびくともしないものなのかもしれないので、中古ご購入されるときは、今回の事例を思い出されても良いかもしれませんね!
私が2014年に買った1DXは18000shotでエラーが出て、シャッターユニット交換となりました。公称40万shotなのに( ; ; )
購入後1年になる直前だったので、メーカー保証で済みましたが…