キヤノンは2023年シネマEOS C200 Mk IIとC700 Mk IIを発表?REDと共同開発の外部記録モジュールも?(CR)
CanonRumorsがCinema EOSの新製品のスペック予測記事を掲載しました。来年9月迄に2機種発表されるということです。
- 2023年ついにCinema EOSのラインナップがアップデートされるようだ。
- 多くの製品に遅れが発生しており、12〜18ヶ月の見直しが入っているように思える
- Canonは4月にラスベガスで開催されるNABショーに向けて発信して行くことになるだろう。
- おそらくCanon Cinema EOS C200がNAB迄に発表されると予測する。
- C700シリーズの新カメラは9月のIBCショー迄になるだろう。
- Cinema EOS C200 Mark IIはこれまでと異なる外観が与えられるという噂が流れている。
- Cinema EOS C70とCinema EOS C300 Mark IIIとの中間に位置するモデルになるということだ。
- 正式名称にはまだ最終決定されていないが、C200の名称は消滅することは無いと考えられる。
Canon Cinema EOS C200 Mark II
- C70 / C300 Mark IIIと同じSuper 35 4K DGOイメージセンサー
- RF マウント
- 4K 最高 120フレーム
- Cinema RAW Light, XF-AVC 及びMP4 記録
- 2x SD UHS-II V90 メディアスロット
- Panasonic BS1Hのようなモジュラー ボックスデザイン
- HDMI Type A 及び 12G-SDI出力
- マルチファンクションホットシューは外部XLRコネクタを有する
Canon Cinema EOS C700 Mark II
- ユーザー側でイメージセンサーの交換が可能。発表時はSuper35 5K グローバルシャッターセンサーと、フルサイズ8K DGO ローリングシャッターセンサーが準備される。
- 両方のセンサーブロック共にダイレクトRFマウントを有する。
- これによってEF及び LPLマウントを外す必要は無くなる。(これらのマウントはVENIC2のようにRFマウントの前に組み込むことが出来る。)
- 2種類に新ガンマカーブが発表される
- Canon Log4 – HDRプロダクション用途
- Wide DR Cine – シネマティックカラーを直接出力する用途
- 2x CFExpress Type B カード及び 1x SD カードメディアスロット
- Canonで最もヘビーなCODECに対応することになる
- XF-AVC, ProRes 及び Cinema RAW Lightは内部レコーディングに対応。
- BRAW and ProRes RAW はBlackmagic VideoAssistや Atomos Ninja+による外部レコーディングに対応。
- Cinema RAW (Codex CDX-36150)とREDCODE記録を行う新モジュールレコーダーはRED Didital Camera社とのパートナーシップで開発されることになる。
- 4x SDI 出力によって個別のモニタリングワークフローに対応可能になる。
- 外観デザインはC300 Mark IIIやC500 Mark IIに近いが、I/Oターミナルの追加によってやや大型になっている。
- 既にこのカメラのプロトタイプでのフィールドテストが行われていた。
- これらの多くの情報から判断すると、これまでのCinema EOSの噂を覆すものになるだろう。
シネレンズに関する情報
- ついに数本のRFマウントシネプライムレンズも2023年にアナウンスされることも期待できる。
- これらはSumireシリーズのレンズがベースでマイナーアップデートされたものになるようだ。
現行のCinema EOS C700はSuper35のローリングシャッターとグローバルシャッターモデルがありサービスセンターでの交換が可能ということでしたが、次のC700 Mark IIはユーザー側で2種類のイメージセンサーモジュールの交換が可能ということで、その1つはSuper35 グローバルシャッターの高速モデルに、もう1つはフルサイズ8Kの高画素モデルに出来るということで、これはプロダクションの方にとっては待望のカメラになりそうですね!
またRED社と共同開発になるという記録モジュールは、REDカメラと共用が可能になるということでしょうか?
とすれば、RED社のシネマカメラもRFマウントに対応していますので、更にカメラとレンズだけでなく記録メディアの共用が可能になり、シネマの方にとってはメリットが大きくなりそうですね。