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#PENTAX

ペンタックスがモノクロ専用モデルK-3 Mark III Monochromeに関するアンケートは実質正式発表か?価格35万円で2023年に発売を公開!(追記あり)

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RICOH imageingのメーリングリストから、モノクロ撮影専用モデルK-3 Mark III Monochromeに関するアンケートへのご協力のお願いが送られて来ました。

アンケートURLに行くとモノクロ撮影専用一眼レフカメラK-3 Mark III Monochromeについて概要が記述されていました。

  • 特長
    • カラーフィルターのないモノクロ撮影専用のAPS-C CMOSイメージセンサーを採用
    • 通常モデルのカラーのデータからモノクロに変換した画像よりも細部まで優れた描写性能・輝度ノイズの粒子が細かく高感度でも滑らかな階調表現を実現
  • 価格
    • 35万円(税込)
  • 発売
    • 2023年

こちらが魚拓です。

そして、アンケートに答える前に、少し前にYouTubeにアップされた、PENTAX ミーティングオンラインの動画を見て答えて欲しいということでした。

PENTAX ミーティング オンライン 2022 秋 ハイライト映像

  • PENTAX ミーティング オンライン2021で示したPENTAX K-3 Mark IIIの追加モデルに関するアンケートでモノクロ専用機は第二位だった。
  • モノクロ専用機の提案は元々設計者からが発端だった。
    • モノクロ写真を調べて行くうちに絵画におけるデッサン、写真撮影の基本では無いかと考えるようになった。
  • 設計から提案した理由は一眼レフのモノクロカメラを自分で欲しいと思ったであるから。
    • デジタルカメラでは白黒専用モデルが極端に少ない。
    • フルサイズモデルでも考えたが今回APS-CのK-3 Mark IIIの派生機種として選んだのは他の機種よりも実現性が高かったからである。
    • APS-Cセンサーのモノクロ専用モデルというのが他に存在しないという理由もある。
    • 小型軽量の一眼レフで軽快な操作性のモノクロカメラが良いと思った。
  • 試作機の画質をテストしたが、解像感の違い、繊細な表現が優れていると思った。
  • 一眼レフカメラなので実際のカラーの映像を見ながらモノクロの仕上がりを想像して撮影するのはフィルムカメラを使う感覚と同じものがある。
  • 通常モデルだといつでもカラーに戻れる安心感はあるがモノクロ専用機はその時に集中して撮影出来るのが良い。

アンケートではモノクロ専用機の投票数2位ということでしたが1位になって既にクラウドファンディングで発売されたJet Blackとわずか2%の差ということですね。

動画ではK-3 Mark III Monochromeで撮影されたISO200とISO25600のサンプル画像も公開されています。

ちなみにこちらがはじめてK-3 Mark III Monochromeの案が示された2021年のオンラインミーティングの記事です。

ということで、今回PENTAX K-3 Mark IIIの価格と発売時期が示されました。またメーカーが公式にサンプル画像まで公開したということでこのミーティング動画やアンケートは実質K-3 Mark IIIモデルの発表予定を示しているのと同じだと思います。

ここまで発表したのですから、来年2月に開催されるCP+2023で是非公開して欲しいとも思いましたが、昨年RICOH/PENTAXはCP+に参加されていなかったのがちょっと心配です。

今年はこのK-3 Mark III Monochromeを、そして、こちらも発売予定を示した銀塩カメラの詳細も知りたいので是非来年のCP+2023には参加して頂きたいと思います!

PENTAXは銀塩フィルムカメラの復活、そして、写真の基礎となるモノクロ写真を専用に撮影出来るモデルなど、ここに来てスチル写真の基本を見直すことを示しています。但しそれは現代ではニッチな分野になっているのがちょっとしたパラドックスかもしれませんが、今回示されたPENTAX K-3 Mark III モノクロ専用機を是非発売して欲しいと思います。

ただ価格が35万円ちょっと高価に感じるかもしれませんね。K-3 Mark IIIの通常モデルは20万円弱で購入することが出来ますし、フルサイズのK-1 Mark IIも20万円弱、更にそのカスタムモデルのK-1 J Limitedも32万円前後です。
それがK-3 Mark III のレギュラーモデルとの価格差は15万円、値引きがあっても10万円以上になる可能性がありますのでモノクロ撮影を極める為にそれなりの投資の覚悟が必要となるということですね。
ですから、例えばK-3 Mark IIIの通常モデルを所有されている方には何かメリットがあるような価格還元やサービスがあればよりファンの心を掴むことになるとも思いますがいかがでしょうか?

いずれにしても来年のPENTAXの動向が楽しみですね!

【追記】————————–

前述のK-3 Mark III 派生モデルアンケート1位になったJet Blackモデルはクラウドファンディングのうぶごえ経由で発売されました。

出資金額は30万円で、目標金額は1千万円ということでしたが、見事3500万円以上集まり350%の達成率で発売することが決定されていました。

で逆算すると、1000万円つまり34台以上売れれば事業化が出来る計算、その結果Pentax K-3 Mark III Jet Blackは110台以上がこの世に出たということになります。

で47都道府県とすると、各県2~3台活躍されているという感じだと思います。(人口比率は別にあるとも思いますが)

で、今回のK-3 Mark IIIはJet Blackのような外装チェンジでは無く、センサー違いの派生モデルとして発売されるわけですから、少なくとも国内のクラウドファンディングで販売するという形態では無く、より全世界に向けて販売するモデルとして位置付けられて頂きたいとも思います。

とすると、かつてのリミテッドモデルのように全世界合計で千台売れるかというのが分岐点になって来るのかもしれませんね。(いやセンサーも違うのでもっと売れた方が良いかもですが)

ということでK-3 Mark III Monochromeが本当に実現するには海外のユーザーの方々の声や要望も非常に重要な選択肢の1つになるのかもしれませんね。

どうなんでしょう?






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