SIGMA STAGEオンラインにてフルサイズミラーレスのLマウントとEマウントのフルサイズミラーレス用に新設計した50mm 標準大口径レンズ50mm F1.4 DG DN Artが発表されました。
いつものように山木社長のプレゼンテーションで50mm F1.4 DG DN Artがプレゼンテーションされました。
ミラーレス専用の 50mm F1.4 DG DN Artを発表
F1.4のArtレンズ20mm、24mm、35mm、85mm 4本に続く5本目のArtレンズとなる。
50mm F1.4 DG DN Artで最も重視したのが設計思想が中心から周辺まで画面全域での均一な高額性能を実現するということである。
光学設計者の強い思想と哲学がよく現れたMTFチャートを実現している。
中心から周辺からまでフラット。
同心円上と放射方向の性能が揃っている。
写真的に語るとヌケの良さと立体感を実現している。
細かい部分のコントラストが良く出ている。
設計者は常にレンズの性能と実写を結びつけている。
更に空間周波数が高い部分の性能も重視している。
最近のピクセルシフトの画像処理による高画素の写真を撮っても破綻が無い。
マルチショットの場合はf/2.8からf/4.0が一番美味しい部分になる。
FOVEON三層センサーの開発を続けている。
技術的なことで最終的にどうなるかは判らない。
三層センサーが仕上がった時はこれらの思想が非常に重要であると信じている。
絞りリングクリック設定、ロックスイッチが付いている。
AFLボタンにはカメラによって機能を割り当てることも可能。
先日発売した 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sportsにも搭載したHLAレンズを採用。
防塵防滴構造、防汚コート
従来の一眼レフ用の50mm DGレンズより性能が向上しながら小型軽量化を実現した。
発売日は2月23日 価格は152,900円
CP+2023の会場にも展示し試すことができる。
SIGMA fp/fp Lファームウエアアップデート
2月8日に公開
fp ver.5.0
fp L ver 3.0
新カラーモードのウォームゴールドを追加
ウォームゴールドはこれまでのカラーモードの中でもより汎用性が高い設定。
暖色系のカラーモード。
シャドーを若干持ち上げていることがノスタルジックな雰囲気を出すキーポイント。
全体のコントラストを高めに設定することでノスタルジックでありながら現代感性にあるモダンな仕上がり。
SIGMAのカラーモードは16種類となった。
従来の2Tバイトから4TBのSSDに対応
4Tあればfp LのRAWなら10万枚以上の保存が可能
RAW Cinema DNGで3時間以上の収録が可能になる。
LaCie Rugged SSFが対応。
新露出ツールのEL Zoneに対応
18%グレーを中心として上下6段を色付けして表示する。
RAWデータを分析して表示しているのでより精緻に露出を追い込むことができる。
Camera to Cloudに対応
Atomosのデバイスと連携。
撮影中にATOMOS CLOUDにH.265のProxyファイルを直接クラウドにアップーロードする。
AtomosデバイスのAtomosOSのアップデートが必要。
新ディレクターズビューファインダーを追加
アナモフィックレンズの6種類のデスクイーズ表示が追加される。
ARRIレンタルの要望により追加。
SIGMA Photo Pro 6.8.3
ウォームゴールドの対応。
2月8日公開。
SIGMA Photo Pro Apple M1/M2ネイティブ対応は6月
Capture One Proテザリングへの完全対応
パラメーターの変更に随時対応。
Capture One Liveに対応。
2月下旬公開予定。
50mm F1.4 DG DN Tシャツ発売
メトロブルー
2月8日から予約開始
リーフレットは応募した全員に配布する
ということで、50mm F1.4 DG DN ArtはSIGMAの設計者の思想と哲学を具現化した最高のレンズということですね!
私も50mm F1.4 DG HSMレンズを使っていますがその描写が写真的であり最高のレンズでしたので、今回ミラーレス専用レンズとなって更に描写に期待したいです!そして何よりも小型化されているのが素晴らしいですね!
更に山木社長のプレゼンでは回発表された50mm F1.4 ArtレンズもFFF フルフレームFOVEONを前提とされているということで、開発は着実に行われているというのも聞けてよかったです。
またファームウェアアップデートも確実に行われたのもSIGMA fp/fp Lユーザーにとってはプレゼントということで、私も早速適用してみようと思います。
で、更に更に、4T SSDへの対応、ディレクターズビュー追加、クラウド対応、また、Capture One Proのティザー撮影に対応するなど、SIGMA fpシリーズは発売した後でもユーザーの要望に応じる進化を遂げているのもすごいです。
Capture Oneのティザー撮影に完全対応になったことで、6000万画素のセンサーを搭載するコンパクトなスタジオカメラボディのユニットとし、そして今回の50mm F1.4が加わりスタジオ撮影への対応も更に強化されたのが素晴らしいですね。
CP+2023も楽しみです!